2017年11月15日[水]19:30@渋谷マウントレーニアホール
【河村隆一 RK 20th Anniversary Action #015
   SORA Special Live】


前日に引き続き、急遽参戦することになった、
今年最後になるであろうリバイバルライブシリーズの
アルバム『SORA』編です。



時間に余裕を持って出発したはずなのに、
到着してみればけっこうギリギリ。。。



この時、慌ててチケットの半券を上着ポケットに入れてしまい、
そのまま座席に着いてから上着を折り畳んでしまったので、
チケットがグシャグシャになってテンションダウン(苦笑)
座席はJ列の上手です。



プレゼントBOXは…あっ(察し)



ステージ構成は、下手にキーボード、上手にギターという
すっかり定番となったスリーマンセルスタイル。


4分押しで暗転。

拍手の中、上手袖から葉山っち、福ちゃんに続き、
隆一がステージへ上がり、
マイクスタンドから少し距離を置いてスタンバイ。
 

衣装は黒シャツに、右側の縦ラインと左胸に
キラキラ光るワンポイントが付いた黒ジレ、
黒パンツ、キラキラした黒靴。
ものすっごいストレートな横分けで、
右耳は全体、左耳は一部が出ている感じ。

01.大空の記憶

 ステージ後方から3つのフットライトが水色の光を放ち、
 前奏が始まると緩やかにマイクスタンドを引き寄せ、
 歌い上げていく隆一。
 サビや間奏で福ちゃんの弦を弾く生音が聞こえてくるぐらい
 ステージ上の音が客席までよく響いてきます。
 後半は赤い照明がほんのりと照らしいて、
 歌い終わりに右手を胸にあてて一礼。

  「こんばんは、河村隆一です。
   久しぶりに演奏して歌ってみて、
   新しさを感じる場所や
   懐かしさが詰まっているなと感じました。」

02.Brilliant Stars

 青く染まったステージに、肌色のスポットライトが
 星の光のように降り注いでいます。
 前奏と同時に隆一が4分の手拍子を先導し、
 メロで自然と2分の速さに落ちて、
 サビで再び隆一が4分に戻していたりと、
 曲中に手拍子のリズムが変わる珍しいパターン。
 “寄り添って飛んで”で急に思い出したかのように
 両手の人差し指を合わせて、前へ向かって蛇行させていたり。
 
03.やどり木の下で

 パステル調な緑・青・赤の3色が上部にほんのりと点灯。
 このアルバムで一番ハートウォーミングな世界観が好き。
 というか、そこにシビれる!あこがれるゥ!

  「もう気が付けば20周年…もう158曲。
   シングルのカップリングを入れると
   さらに曲数が伸びるみたいですけど、
   あっという間に200曲に
   到達しようとしているなという感じで、
   このままいって、あと10年ぐらいしたら、
   “知らない、俺の曲じゃないもん。
   曲を聴いても全然歌えないよ”
   そういう曲が出てくるんじゃないかと
   危惧してます(笑)」

 それってただの認知症やんwww

04.抱きしめて

 アゲハ蝶を模ったような模様がステージバック全体に浮かび、
 後半は何故か下半分だけ模様が残ったまま。
 ピアノソロから高い3音と同時に歌い出しへ入るタイミングは、
 まさに阿吽の呼吸。
 今日の眠気のピークがさっそく…
 曲終わりに右手でゆっくり大きく投げチュー。

05.薔薇とプリンシパル

 黄色と赤色が交互に並んだ照明。
 曲調のカッコよさがいい眠気覚まし。←

  「小さな頃は川に遊びに行ったりとか、
   自転車を行きだけ元気いっぱい漕いで、
   帰りは遊び疲れて、ビショビショになった服で、
   “寒い寒い”言いながらよく帰っていました。
   そんな時代を思い出して書いたナンバーでもあります。」

06.草笛

 左右に黄緑色、中央2つが水色のライトで隆一を照らし、
 マイクを左手に持ちつつ、上半身を左右に揺らしていたり、
 時折、右手の指を数回程鳴らしていたり。

 曲間に後ろへ下がり、マイクをマイクスタンドに戻しながら、
 振り返ってプロンプターで次曲の確認(?)をすると
 マイクをまた外してそのままステージ前へ。

07.言葉にできない

 葉山っちに下手とセンター上手から小さい紫色、
 福ちゃんに上手から大きな水色、
 隆一に中央とセンター下手から小さい黄色のスポットライト。
 前曲とは違い、スッと直立不動気味な姿勢で、
 ストレートな歌い回し。

  「僕は子供の頃、夜景を見ると
   寂しい気持ちになりました。
   いろんな建物の窓に明かりが灯っていて、
   そこには全然知らない、
   自分とは全く無縁の世界がある。
   でもその世界が繋がっていて、
   もしかしたらものすごく怖い世界もあるかもしれないし、
   自分よりも幸せな世界ももちろんあるし、
   自分よりも可哀想な、
   痛みを抱いている世界もあるかもしれない。
   いろんなことを感じて、
   子供の頃はそれを言葉にできなくて、
   深層心理の中でたくさんの光を見て、
   その光を見下ろしている自分は
   とても孤独になるっていうか、
   そういう風に思っていました。」

08.光のカゴ

 肌色のライトが隆一を取り囲むように
 真下へと降り注いでいます。

09.淋しい時はいつも

 緑・紫・黄・赤・青のライトがランダムに灯り、
 サビでは下手から上手へと一つずつ移動。

 この曲がそれはもう大事件でして…

 “君は空を見つめた”で目元に右手で横ピース。
 いつもならピースを左から右へ流していきますが、
 今日はビシっと目元で固定なんです。
 しかも1番と2番共になんです。
 月に変わっておしおきしちゃう勢いなんです。


 (この画像に隆一をコラしようと思うも踏み止まりましたw)

 

 さらに“草原を二人で”では、目を閉じつつ、
 両腕を開いてからの両手でダブルピース。

 もし「仕草の可愛い隆一グランプリ」があるとすれば、
 間違いなく最終ノミネートされるはずです。
 はあああああ…もう女子高生かよ。可愛いかよ。

  「不思議な映画ってありますよね?
   そういう世界を作ってみたくて、
   次の曲を書きました。」

10.残された記号

 アコギがメインのメロディーで、
 パイプオルガンのような響きを添えています。
 次の教会ツアー辺りに入ってくるかも?
 急にやってくるファルセットがちょっと辛そう。

11.Last Night

 葉山っちに紫色、隆一に黄色の小さなスポットライト。
 途中から福ちゃんに下手から青色の大きなライトがあたるも
 間奏と後奏をチョロ弾きする程度で、
 後はずっとアコギを抱えたままじっと座っています。
 この曲の世界観というか、歌詞の言い回し好き過ぎて、
 カラオケで歌えないのまじまんじ卍。

  「本編ラストのナンバーです。」

12.愛は

 赤いライトがそれぞれ前後に入ったり来たり。
 歌い終えると後奏が続く中、
 両手をめいっぱい広げてから一礼をし、
 上手へと足早に捌けていく隆一。

 演奏を終えた葉山っちと福ちゃんも立ち上がって、
 お辞儀をして上手へと向かっていきます。
 本編終了は20時40分。


*encore*

  アンコールで登場するとメンバー紹介をして、
  スタッフへ感謝の意ともに拍手を贈ります。
  右髪を後方へ流し直したのか、右耳が完全露出。

13.Love is...

 紫色と肌色のペア照明が並んだ中でのピアノ進行。
 1番終わりからハミングを挟んでラスサビへ。

  「このマウントレーニアでシリーズがずっと続いて、
   1月6日が決まりましたが…」

 1月“3日”という感じにも聞こえたためか、
 客席は“ん?”としばらくざわめき立ちます。

  「まだ『Life』とか『RRR』とかいろいろあるんですよね。
   来年またどこかで演りたいなと思っています。
   …とMCで言って、今、スタッフが走っているという(笑)
   スケジュールは押さえてないんだけど(笑)」

14.Stop the time forever

 3人を肌色のスポットライトが優しく包みます。
 ややテンポを落として、一音一音をじっくりと。
 …し過ぎたのか、1番の“if I can But,my”が詰まって
 なんだか早口言葉調に(苦笑)
 さらにラスサビの“heart is not sure”を
 めっちゃ段階的にフェイクさせて音階を刻んでいたり
 メロでは右親指だけ、サビでは両親指を
 パンツのポケットに入れて歌い上げていたり。
 間奏のシャウト辺りから照明は隆一のみになって、
 ライトも少し明るさと大きさが増しています。

 演奏を終えると福ちゃん、葉山っちの順に
 フューチャーしてからゆっくりと一礼。

  「今夜はありがとうございました。
   みんな愛してます。どうもありがとう!」

 左手を振りながら上手へ向かい、
 袖前で振り返ると右手を振って去っていきます。
 その後、福ちゃんと葉山っちが一礼して後に続いていき、
 終演は20時55分。


この会場でのライブシリーズに限って言うと、
どの作品よりも今回の『Fantasia』と『SORA』が
自分的に一番アレンジがしっくりきました。

あのまま参戦を見送らなくて良かったと心底思いますし、
また再演があることを切に願います。

あ。

できれば『ピアノ』も行けなかったので是非!!!