セブン
これは大好きな作品ですね。
とにかく、怖いですねぇ～
猟奇殺人サスペンスとしてのエンターテイメント性に優れているのでデビットフィンチャーの作品の中では万人受けするものではないでしょうか。
ビジュアル的に凄くグロいシーンがあるわけでは無いのですが、一つ一つの殺人の仕方がリアルなので受け手の想像力を描きたて、心理的な恐怖感の煽られがハンパないです。
それと、単なるサスペンスとしても、ものすごく質が高いのですが、それとは別の側面も持っていて、あのラストのインパクトでブラピと犯人に目がいってしまいがちなのですが、僕はそこに関してはこの映画の背景でしかないと考えていて、この映画はモーガンフリーマンの心の揺らぎがポイントであると思っています。フリーマンは最初この世は腐っているといった感じでこの世に失望しているんですね。そこに今回の事件が起こり、やっぱりな的な感じになるんですが最終的にはラストで出たあの名言のように、確かに腐っているが戦う価値がある。と考えるように変化するんですね。そこに僕は心を打たれました。
まだまだ言い足りないことは沢山あるのですがこの辺にしときます。
見てない人、もうあんまり覚えて無い人は是非TSUTAYAへ！