今日はセルフイメージについて語りたいと思います。
セルフイメージとは、自分をどう認識しているかで、『自分は〇〇だ』と表現できるモノです。
私は明るい。私は活動的だ。私は怠け者だ。私は優しい。
皆さん、いろんなイメージを持たれていると思うのですが、結局のところ、セルフイメージ通りの自分になっていくんだなと常々思います。
と、分かってはいるものの
『自分は〇〇だ』
なかなか意識をしないと、ネガティブなイメージの通りに自分がなっていることにも気づかないモノです。
自分自身のセルフイメージに対しては追々語るとして、今日は子どものセルフイメージについてお話ししてみたいと思います。
子どものセルフイメージには、かなりの確率で親や周りの人が関わっています。
とは言え、子育てをしていると、なかなかそんなことに意識を向けることが難しいのも現実。
さて、我が家の場合ですと
お片付けが苦手な私。
最近、いつの間にか、子供にもそのセルフイメージを植え付けていたことに気がつきました。
『また散らかしている』
『なんで、片付けられないかなぁ』
『ホントお片付けが苦手だよね』
(まぁ、これって自分のセルフイメージでもあるんですけどね。
人に言いたいことって、結局は自分へのメッセージ)
そんな言葉が、子どものセルフイメージを作っていっていることを知っているのに、日々の生活でそれを忘れてしまっていて、知らず知らずのうちにネガティブな言葉をかけてしまっていた。
そう、子どもに『私は片付けができる人だ』
そのセルフイメージを作って欲しかったのに、私は全く逆のことをしていたわけです。
それに気がついたら、やることはただ一つ。
『私は片付けができる人だ』
というセルフイメージを確立していくだけ。
①行動を起こせる様に働きかけ
②その証拠を集めて承認していく
ということで、そのチャンスがやってきました。
2年生の作文のほとんどが、『お姉ちゃんたち、お片付け手伝ってくれてありがとう。ママ、お片付け手伝ってくれてありがとう』だった三女。
そんなに、お片付けできないこと気にしているんだな。と気がついた私は三女に聞いてみた。
「もしかして、自分のことお片付けできない人だと思ってない?」
『え?違うの?私お片付けする前に、ついつい他のことがしたくなるもん』
「それは、お片付けができないんじゃなくて、やりたいことがいっぱいあるってことだよね。本当にお片付けができないのかなぁ?お片付けの時間は、すごく上手にお片付けできているよね」
『あ! そうか! うんうん、私お片付け、本当はすごい勢いでできるよ』
そんな会話をした数時間後
夕飯の買い物に行っていた私に、『任せて、私リビングの掃除しておくね』
と得意げな三女。
帰ってくると、床拭きまで終了していた。
もうそうなったら、承認の嵐だよね。
「わぁ、ありがとう。すごいピカピカだよ。頑張ってくれたんだね」
『ママ、次からお片付けは私に任せてよ』
満面の笑みと自信。
ま、それでもこんなに上手くいくことなんて稀で、最初にネガティブな言葉をかけてしまうことも多いんですけどね。
ここで大切なことは、お母さんが何に意識を向けているかってこと。
その言葉は、
子どもの自信を育くんでいるのか?
子どもの出来ないセルフイメージを作っていってるのか?
頭で理解はしているけど、思考はすぐネガティブに引っ張られますから、まずは、自分がありたい意識に向けられる環境を自分で作っていくことが大切。
私の場合、それが講座をしていることだったのですが、しばらく空くとまた思考がネガティブに引っ張られておりました。
さぁ、気持ち新たに新規講座始めよう♪