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スペインはヨーロッパ有数のワイン生産国である。葡萄の栽培面積は世界で最も広く大きく、ワイン生産量はイタリア、フランスに次ぐ世界第3位。

スペインを代表する葡萄の品種、ティンタ・デ・トロから成る芳醇な赤ワインは、カスティーヤ・イ・レオン州で収穫され、コロンブスも大のお気に入りだった逸品。新大陸にコロンブスが持参したワインの一つでもある。アメリカで初めてスペインワインを口にしたのがインディアンなら、アメリカから様々な舶来品を持ち帰ったのは、コロンブス!

トマト、トウモロコシ、じゃがいも、パイナップル、唐辛子、胡椒などの食料品を始め、真珠、宝石、金、銀など高価なものもヨーロッパにもたらした。新大陸、アメリカを目的地のインドと思い込んでいたコロンブス。凱旋帰港の際にお供したのはアメリカンインディアン!

コロンブスの理解者でありスポンサーでもあった、スペインのイサベラ女王と彼女の夫、シチリア王、ナポリ王でもあったフェルナンドは、1492年、イベリア半島における最後のイスラム王朝グラナダ王国を滅亡させ、約800年間に亘るレコンキスタ (キリスト教徒によるイスラム教徒からの解放運動) に終止符を打った。
イザベラ女王は敬虔なカソリック信者であり、ローマ法王アレクサンドル6世からその偉業を讃えられ、2人はカソリック両王の釈号も授けられる。

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コロンブスはグラナダ王国陥落の機会に乗じて、タイミング良くイザベラ女王の支援を手にする。1493年、無事に航海を終えたコロンブスは、イサベラ女王とフェルナンド王に謁見の為、ポルトガルのリスボン目指して航海する。がしかし、両王はグラナダ戦の後、既に王宮をバルセロナに移していた。
アメリカンインディアンをお供にたくさんの手土産を携え、バルセロナの王宮でカソリック両王に手柄を誉め讃えられたコロンブスはこちら!

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コロンブスの快挙はスペイン、セルビアのアルカサールで色美しいタイルに彩られ、何百年もの間、静かに時を刻んでいた。

CRISTOFORO COLOMBO 1 ニューヨークで見かけたイタリア人探検家 コロンブス