いつもあなたを想ってます②※閲覧注意 | 男より強く、女より優しく。

男より強く、女より優しく。

僕たちはFTM《女の体で男脳》で生まれました。
性同一性障害です。
女の身体をもって生まれましたが、現在は、困難を乗り越え男として生きています。そんな僕たちが筋トレに励むブログです。不可能はないのです。
僕たちは、男より強く、女より優しく生きていきます。

皆さん、こんばんは!



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友空とランディーです!ww










今日は俺の過去について少し話してみようと思います。






振り返ってみると、自分の過去について語っているようで語っていなかった事に気付いたのですww






なので、今日は思い切って語ってみたいと思います。







リアルに死について話すので”ちょっとそーゆーのは…”という方は回れ右ですww







ちょろっと覗いてみるか…
っという方は









お付き合い頂けますか?www









ええ~っと…








何から…いや、どこから話そうか…wwww






文字にするのが苦手なもので…













あれから8年が経ちました。









母ちゃんがお星様になって。








ちょうど俺が二十歳の時。







成人式を終えた三ヶ月後の事。









元気すぎる肝っ玉母ちゃん。皆から慕われる人気者の母ちゃん。







そんな母に癌が発見されたのは、俺が18歳の時。







手術をしてから一年後に再発。





余命3ヶ月。





どこの病院ももう受け入れてくれる事はなく、為すすべなく自宅療養。







いや、母ちゃんも最期は自宅が良いと言っていた。







母ちゃんの自宅療養が始まったと同時に







俺の自宅看護・介護も始まった。当時19歳。







それまで毎晩呑み歩き、皆が起きる頃に俺が寝て、皆が帰って来て寝てる頃には俺が家に居ない状態。

ろくに家族と顔すら合わせる事もなかった。







そんなどうしようもない時の出来事だった。







うん。俺しか居ないよね。







だってニートで時間に余裕があるのは俺だけだもんね!







毎朝誰よりも早く起きて、皆の朝飯と弟の弁当(当時高校生)作り。







最初は料理なんて全く出来なかったから、弟の弁当も米の上に生姜焼きをザッと乗せるだけ弁当www







クラスの子に『いつもお弁当茶色いよね』って言われていたらしいwwww








『これが好きなんだ!(^^)!』と言う優しい弟。









皆を送り出してからは、洗濯やら何やら。









そして母ちゃんの介護をしつつ、夕飯の買い出しや、夕飯作り。








本当に目まぐるしかったな…


















最期の日、癌の痛みに発狂した母ちゃん。







皆が仕事や学校へ出てからの事。







見るに耐えない苦しみようで、二人きりなのが辛かった。







正直逃げ出したかった。







薬を注入しても効かない…







為すすべない…







担当医師に連絡して、電話で指示を受けた…








自分でも怖いくらい冷静だった。







最期なんだ…って冷静だった。








『飛行機が着陸するよ?意味分かるよね?大丈夫?』



『はい。分かります。大丈夫です。』



『じゃあ前に持って行って説明したあの薬使おうか?』



『はい。分かりました。』











俺がモルヒネを投与したのを最期に、母ちゃんはお星様になりました。







母ちゃんは最期まで肝っ玉母ちゃんだったんです。







家族皆に連絡して、残るは父ちゃん一人。








大急ぎで帰って来た父ちゃんが帰って来た5分もしない内に母ちゃんは息を引き取った。







最後に大きな深呼吸をして。







デカ過ぎる愛を感じた。







待ってたんだ。父ちゃん帰ってくんの。








父ちゃんと母ちゃんの愛を目の当たりにした。












不思議だった。全く涙が出なかった。








葬儀の時も。








実感が無かったんだろうか…?
























火葬の日、遂に今までの全部が崩れた。








付きっきりでの介護や看護。







固形物が食えなくなった母ちゃんに無農薬の野菜をジューサーにかけた野菜ジュースをスプーンであげたり…








昼夜問わずの全身マッサージ…







全てが…










棺桶と言う名のベットで微笑んだ様に寝てる母ちゃんが葬儀場から運び出される時









膝から崩れ落ちた。








声を出さずにいられないくらい泣いた。涙が止まらない。







一人で立ち上がる事も出来なければ、歩く事も出来なかった。







身内二人掛かりで担ぎあげられ母ちゃんを運んだ。








それから数年『あのモルヒネのせい?俺のせい?』







なんて思い続けていたが、それは違うね。







後悔はいっぱいある。

でもそれはきっと、何をやっても、どんなに尽くしても、誰しもが感じてしまう事なのかもしれない。








ああすれば良かった、あんな事言わなければ良かった、

もっともっと色んな事話せば良かった、、、、

もっとちゃんと親孝行しておけば良かった、、、、







キリがない事なのかもしれないね。














でもね、何より言えるのは。
















俺、あなたの子で良かったよ。











あなたが俺の母ちゃんだって言う事を誇りに思うよ。












きっといっぱいいっぱい心配しただろうね。

きっと我慢した事もいっぱいあっただろうね。

俺に対してごめんねって思った事もあっただろうね。









『人を大事にしなさい。感謝をしなさい。』

『大丈夫!あんたなら大丈夫!!母ちゃんが保証する!』

『やりたいようにやりなさい!それがあんたの最良なんでしょ?』

『じゃああんたは、二男で良いんだね?』

『母ちゃんが元気なうちに彼女つれてくんだよ!』

『やった後悔は教訓になる、やらなかった後悔は一生残るよ!』

『良い名前じゃない!それで家庭裁判所に申請しておいで!』










温かくて優しくて、そして力強い言葉を沢山ありがとう。









あなたが残してくれたのは、希望。道標。












どんより暗い空気なんて一切なかったよ。











凄いね。母ちゃんって。凄い。













バラバラだった家族も命をもって一つにしてくれた。













母親って人生で二回大仕事をするんだね?










出産と、死ぬ前に家族に何かを与えるという大仕事。












やっぱりあなたには敵わない!!!!










嬉しい時も辛い時も、どんな時も、































いつもあなたを想ってます。

















命日 4月18日






4月19日



大事な相棒を紹介しに行ってきました!


母ちゃん!俺の大事な相棒だよ!こいつと共に、絶対俺等幸せになるから見守っててね!

っと、しっかり報告してきました!

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次回は二人して大切な、そして素敵なパートナーを連れてくるから待っててね(*^_^*)




家族
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翔也&コジコジ
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兄弟
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富士山をバックに
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翔也ありがとな!!!!

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最後まで閲読してくらた方、ありがとうございました( ^ω^ )





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