公費でABA療育を受けたい!その4 その扉を開けるには | ママが変われば、子どもも変わる

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手のかかる長男タタ君。
超マイペースで我が道を行く次男トト君。
ABA療育や支援教育を取り入れながら
毎日子育てしています。

シリーズ記事、その4です。


まずは地元の担当部署に、
私が直接、問い合わせをしました。

窓口担当者からは
・放課後デイは増え過ぎた為、一般枠での新規は募集していない。
・放課後デイは重度身心障害児は募集中。
・児童発達事業は、募集中。

「(今回の計画内容をお話した後)部署の責任者とお話させて下さい」
とお願いしましたが、
長い間、待たされた後、

窓口「今は不在なので、アポイントをとってから、改めてにして下さい」
と、言われて、ファーストコンタクトは
終わりました。


決裁権のある責任者の方と、
会って話がしたい!!

それが今の目標!なんだけど、、


、、、なんとなくだけど、、
今回のファーストコンタクトの感触からして、

私の話に、真剣に向き合って
くれるのだろうか??

っていうか、そもそも、
責任者の方に、「ただの住民」(私)が
会えるのだろうか??

ハードルが高い気がしました、、、
(直感です)



じゃあ、どうすれば、良いのか??

色々と考えた末に、

地元の有力者の方に、
相談することにしました。




その方は、
障害者の表現活動や活動場所の支援
もしている方。
区政との関わりが深い方。

(トト君の元同級生の保護者でもある。
ご縁に感謝!)



おそらく、この方は、
行政との話し合いを、
何度も経験されているでしょうから、、、


私のプレゼン資料を見て、
対策やアドバイスをして欲しい!!


そう思い、
面談日程を確保しました。 

(正直、連絡するのに、
勇気がいりました、、)


面談日設定後、
先方から事前に要件を知りたい
と連絡がありましたので、、

今までの経緯と
計画内容を記載し、
プレゼン用資料を添付して、
メールすることにしました。

..........


今までの経緯を
メールに書こうとすると、、

今まで活動してきたこと、
ひとつひとつが、
よみがえってきて、
思いがあふれて、
胸が熱くなってしまいました。


思えば、2年前。2016年春。
トト君が年長さんの時。

「公費でABA療育を受けたい!!」
と思い、
自分で公費事業所を作ろうと、
模索していました。

公費事業所になる為に、
クリアしなければいけない行政の条件。

専門用語が多く、
私には難解でした。

用語や意味を、調べながら、
読み込むのも、
理解するのにも、
とても時間がかかりました。

↓これです


立ち上げに必要な条件を理解した後、
実際に、何に、いくらかかるのか。

全体的にいくらかかるのか、
概算をし、(もの凄い大金!)
事業計画を立てました。


私一人では、金銭的にも、体力的にも
到底出来るものではなく、、、

(家事、育児、療育に加えて、
事業所経営なんて、
オーバーワークで潰れてしまう💦)


主人や、実家に、
協力をお願い出来るか、
相談しました。


何度も話し合いを重ねましたが、
結局、了解が得られず、、
残念ながら諦めました、、、。




一度は諦めた夢、
だったのですが、

ある方が
(公費ABA療育施設を作るには、
どうしたら良いか、
ずっと相談してきた人です。)

ご縁を繋いで下さり、




次の年、2017年。

トト君1年生の時に、
今回のABA療育事業所と、
繋がることができました。

(このあとの続きの話が
になります)



自分で施設を作ろうと、
勉強したことが、

そのまま誘致活動に
役立てることが出来て、 

(その時は無駄に見える努力も、
あとで役に立つことがあるんですね。)


やっと事業所の誘致が成功して、
これから始まる未来に
ワクワクしていたのに、、


..............


「公費でABA療育を受けたい!」
という夢を、
思い描いてから、

足掛け2年。 

あんなに、頑張ってきたのに。

一度は掴みかけた夢なのに、、


色々な思いが、
感情が、

あふれでてしまい、
涙が止まらなくなってしまって、、、

なかなか言葉を紡ぎだすことが難しくて、
うまくメールに表現できず、

たった1本のメールを作成するのに、
なんと丸一日かかってしまった、
ととママなのでした、、、




その5に続く