外出た瞬間、雨が降ってきました・・・小雨だったのですが、自転車に乗っているとずぶ濡れになった・・・そして、家に到着5分前に止んだ。。。最悪過ぎる・・・ども、今日もそんな感じで一日が終わりそうです!相変わらず内臓の調子が悪くて、ゆっくり寝たいですww
さて、本日は東京モーターショー最後の記事デス!!最も面白かったブースです!!面白かったと言うか、正確には「感銘を受けた」ってのが正解かな!??まぁ、まずはエンジンカットモデルです。これはインサイトです。
このエンジンは4気筒ですね。一瞬3気筒に見えますwwカットされているだけね^^前回の記事(http://ameblo.jp/tsubasa-with-silvia/entry-10382495474.html
)で紹介しましたが、HONDAさん得意のエキマニレスですね!触媒の右側にチューブが出ているのはEGR(Exhaust Gas Recirculation)です。入社して、教育を受けているときに最も驚いた部品ですなぁ。吸気側に、排気ガスを戻す部品なんですが、効果としては1)燃焼ピーク温度を下げてNOxを下げる、2)ポンピングロス低下による燃費向上などなどね。まぁ、マニアックなので知りたい方はコメントでもくださいな。最近良く使われている技術ですが、トヨタさんは更に先へ・・・プリウスのですね。
左側に見えるチューブがEGR。
これがクールドEGR。EGRガスを冷やすのが目的!冷やす目的は、a)温度が低いほど充填効率が高くなる(インタークーラーで圧縮した空気を冷やすのと同じ)、b)高負荷時の排温・燃焼温度を下げる(燃費向上、点火時期の適正化)かな、と。ちなみに、高負荷時は燃料を多めに噴いて排温を下げているので燃費が悪化、また燃焼温度が高くなるとノッキングの可能性があって、進角できないので燃費もトルクも悪化します。これについては、yahoo!知恵袋で詳しく解説されています。かなりマニアな方の回答ですね、素晴らしいです。(http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1428796154
)
ちなみにこの他に、「排熱回収装置」までついてます。確かエスティマにもついてた気がする。。。冷却水を早く温めるためですね。アイドリングのときに回転数が上がると思いますが同じ理由です。
さて、これが最も感動したマシン!!
CR-Zですね。俺がやりたい!!って思ったことを形にしたマシン!!
そう、「ハイブリッドの力を、燃費ではなく、走りに使った。」ってこのうたい文句、まさに「そうだ、そうなんだよ、それを求めていた!!」と絶賛してしまった!!まだ詳しいSpecは出てきてないが、今の俺の仕事の情熱を形にしたようなマシンだ!!前にも書いたと思うけど、出力・トルクだけを出すなんて簡単なんだよね。高次元で燃費と排気をバランスしてこそ、エンジニアリングだと思っている。今時企業として、CO2や環境問題を無視する事は出来ないしね。
後、上記言葉の下も感動的・・・「ボンネットを下げる。それに数年かかった。」エンジニア生活3年だが、これが全てを代弁していると思う!!まぁ、技術と言うかその考え方に感動したかな!??まじで、CR-Zほしいかもwwどんな感じか楽しみだね!!
さて、今回でモーターショーの記事も終わり!!前回よりは規模が小さかったけど、クルマ業界はこれからまだ伸びると思う^^頑張ろう!!
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