北海道新聞の連載3回目。夢を叶えるために大切なこと。 | 今宵、眠れないペンギンへ

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群青色の夜に、
時間の波間で紡ぐストーリーを。

札幌のコピーライター・清水奈緒子です。

 

最近は、連載のご報告ばかりで、ごめんなさい。

1週間おきの連載なのですが、

時間があっというまで・・・

本当にびっくりしてしまいます。

 

*写真をクリックしていただけると拡大。読みやすくなると思います。

 

この写真は、先週日曜日に開催された「中国茶会」での1コマです。

今回、この1枚の写真から

私は「なるほど!そういうことかぁ〜」と

夢を叶えるために一番大切なことに気づかせてもらいました。

 

お茶会を開いてくれたのは、メンタルトレーナー・研修講師として

全国的に活躍している花咲ともみさん。

以前から親しくさせていただいていますが、

中国茶とはどのようなものなのかはこの日、初めて体験できました。

(そのすごい魅力については、またあらためてお伝えします)

 

参加されていた皆さんとは、ほぼ初対面。

この写真を撮ってくれたMemiさんとは以前にもお会いしたことはあるものの

数年ぶりの再会でした。

 

Memiさんは他の仕事を持ちながら、写真が好きで

このような場や知人からの依頼に応えて撮影に応じています。

 

私は、久しぶりに会ったMemiさんに撮影をお願いしてもいいものかと

最初ちょっと躊躇。

でも、私よりずっと素敵な写真を撮ってくれるとわかっていたので、

図々しくお願いしたのです。

 

Memiさんは快く応じてくださって、いろいろな場面を

彼女独自の柔らかな視点で切り取ってくれました。

 

そして、北海道新聞の担当者さんと話して

今回の1枚を使わせていただくことになったというわけです。

 

私が感激したのは、ここから!

掲載させていただきたい旨をMemiさんに伝えたところ

「うれしい!新聞デビュー!幸せです♪」

と、とても喜んでくれたのです。

 

私はこの言葉を聞くまで、

撮影のせいでお茶会をゆっくり楽しめなかっただろうなぁ、

申し訳ないなぁという気持ちでいました。

 

でも、むしろ喜んでもらえた!?

私の価値観が変わった瞬間でした。

 

  自分にできないことをお願いすることは

  相手の活躍の場を提供すること。

 

ということに、あらためて気づかされました。

 

さらに!

 

  素直に気持ちを表現し、伝えることは

  夢への近道。

 

Memiさんの気持ちをお聞きするまで

私自身気づけなかったように、

相手に伝えるって、本当に大事!

 

さらに喜んでいただきたいなぁと、

新聞の担当者さんに撮影者の名前を掲載していただけるよう

お願いしたという次第です。

 

つい相手に遠慮しがちで、

本当はうれしいのに、気持ちをなかなか伝えられない

という方は多いのではないでしょうか。

 

私なんて・・・という謙遜からは

何も生まれない。

 

自分の夢だけではなく、誰かの夢も

摘んでしまっている場合もあるでしょう。

 

私たちは、ひとりで生きているわけではありません。

お互いが認めあい、支え合うことで

夢を応援されたり、応援したりし合っているのです。

 

こうして言葉にすると当たり前のことなのに、

私自身、きちんと心に落とし込めていなかったのだと

今回の一連の流れで深く学ぶことができました。

 

私自身、この連載の件を

こうしてきちんとお伝えしようと決めたのは

私一人の力で成立しているわけではないと

あらためて気づけたからです。

 

「すごいですね〜」と言っていただいても

いえいえ、なんて返すことが多かったのですが、

ホント、すごいのは私ではなく

私に書かせてみようと決めてくださった担当者さんだったり、

こうしてカタチにしてくださっているたくさんの方々です。

 

だからね、謙遜している場合じゃない!

 

あなたには、あなたにしかできないことが

必ずあります!

あなたにとっては大したことじゃないと思っていることが

誰かの喜びにつながるのです。

 

その喜びは、何倍にもなって

あなたの元へ還ってくるでしょう。

 

  ほんのちょっと素直に。

  ほんのちょっと心を開いて。

 

それだけで、気づいたら

想像以上に幸せな風景の中にいられます。