腹這いから四つ這いへ | 赤ちゃんの成長記録

腹ばいで ずりずりと進むとき、赤ちゃんの目線をあげるように促します。

赤ちゃんにとっての目先に見えている世界、そのエリアがどれくらいのものか・・・

という疑問をもって観察してみてみましょう。

目の前の直径50センチくらいの円であることもあるし、

赤ちゃんの首の動きが柔軟である場合は、直径1メートルくらいのこともあり

個々の赤ちゃんにとって、自分の世界というエリアはみな一人ひとり違っているのです。


そこで、腹這い赤ちゃんの目線を少しずつアップして

真上の天井がみあげられるくらいに

首の可動範囲を大きくさせてあげるように、促してあげます。




赤ちゃんの成長記録-1b  1


すると、自分の目の前の世界が奥行きをともなって

広く深く見えてくるようになります。

リアルに 目標を突破する意欲がわいてきやすくなります。(写真2)


アンパンマンの積木が入っている円筒の積木の入れ物が

目の中に入ってきたようです 。

首の可動域が大きい分、自分の首を前後に動かすこともあり、

ものの遠い近いの見え方のコントロールを無意識にするようになると

自分にちかいものほど、立体感がはっきりしてみえてきます。

ですから、射程距離だと思えたものには

より近づきさわって確かめたい衝動が起きるようです。



赤ちゃんの成長記録-2b



腰をあげられるようになると、四つ這い になった姿勢で、

腹ばいのときよりも目線の高さがアップします。

すると、ものの高さがリアルに実感できるようになり、

ものが飛び出していたり、へこんでいたりする実際場面が

とても新鮮に映ります。



大人にとっては、ごくありきたりの机や箱のようなものでも

腹ばい時期には平面にしかみえていなかったものが、

リアルな立体物となり、変化成長したようにうつってきます。

(それは、もとからずっとそうであったのに赤ちゃんから見れば
まわりのものが変わってきたように新鮮な感覚なのでしょう)



赤ちゃんの成長記録-3b 3 赤ちゃんの成長記録-4b



赤ちゃんの動きに変化がみられるようになるには、

視線のうごきがまずかわったのであるし、内面の行動欲求も

それに伴って変化していくものです。


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