〔秩父20番〕岩之上堂(秩父市) | ハニーちゃんがゆく!

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令和3年11月28日参拝
この日はお日さまギラッギラだった笑い
ほんと眩しすぎて紅葉に彩られた境内はまるで観音浄土でした 知らんぷり


石段の途中でサザンカ観賞 👀

ぱっと見ただけで白・桃・絞りと同じ株に三種類が咲き分けていました。




いただいた御朱印はこちら気づき


令和4年1月2日再訪
改めまして、
札所19番から江戸時代の巡礼古道をゆく
秩父橋(荒川)を渡ればすぐ20番ですが危険なのでここは迂回しろと案内板が出ている。
この時点で古道の巡礼は終了です十字架早っ
右へ〜。



不安 車が多くてこわーい!ダッシュ

なるべく橋の下をくぐって向こう側に行った方がよかったですね。

車からしたらココで人が出てきて道を横断するとは思わないポイントだと思います。

なんたって国道299号ですからっ手



│Ꙭ) 車が途切れたとこで横断、

歩行者専用の迂回路で20番を目指しますグー



ショートカットはありそうで無いのです。

せっかち起こして曲がると人んち行っちゃうので必ず案内板に従いましょう!

秩父橋の西詰からゆっくり歩いて10分程で岩之上堂に到着です ひらめき



石段を降りているとロウバイの香りに引き止められました ニコニコ

気候が原因でしょうか?

落ちるはずの葉っぱを付けたまま咲くロウバイを見たのは初めて。



岩之上堂は臨済宗南禅寺派の寺院で本尊は聖観音菩薩です。

創建年代は不詳ながら、

開山伝承には白河法皇の御名が登場します。



岩之上堂と称するのは荒川西岸の崖の上という立地にあり、

兵乱に遭い荒廃していた頃に本尊を岩の上に安置していたことからと考えられます。



江戸初期に名主の内田家が寺を再興し、

その後も代々が自費と浄財で補修して今や秩父札所で最も古い観音堂として現在に伝える貴重な建築物です。

堂内を飾る下げものが可愛いです✨



お正月なのに書き手さんがいらしたので重ね印(200円)をいただきました。



観音堂の下に乳水場といって乳の出が良くなるとか飯炊きに使うといいよ〜みたいな霊水があるらしいのですが「危ないから行かないでね!」とのことでした。
バスの待ち時間に橋の下へ行ってみました。
河原には降りれなかったけど旧秩父橋の大きなアーチを見れて感激ダッシュ


アーチの上流に二つある石柱は伊勢神宮宇治橋の木よけ杭みたいなものかと思ったら、

まさかの初代秩父橋の遺構で、

二代目がアーチ橋、

三代目が吊り橋という土木技術の展示会場のようなスポットだったのでした!




■法王山岩之上堂

埼玉県秩父市寺尾2168


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・どーでもいいはなし

岩之上堂への迂回路の途中に金昌山光正密寺という武田軍に焼かれた丹党中村氏と長田氏の菩提寺があって、

延慶3年(1310)に建立された秩父産青石の石塔婆があるというので石ものコーナーを見て歩いたけどどこにもない。

岩之上堂の帰りに畑の中に「青石塔婆こっち」の控えめすぎる矢印を発見👀

うそでしょ〜、人んちだよ、失礼しま〜す、

と歩いていくと、

あったー ٩(๑′∀ ‵๑)۶•*¨*•.¸¸♪



もっと小さな板碑を想像していたのにまあえらい大きさですわ。

厚さは7〜8センチなのに頑丈な石ですね✨

よくぞ今まで残ってくれた!と感動泣き笑い

すぐ近くで井戸端会議中の奥さま方に挨拶すると(人んちのお庭ですから!w)、

「なに?これそんなに有名なの?存在は知ってたけど意識した事なかったわ!」

「そうよ〜、よく遠くからお見えになる方たくさんいるのよ〜」

鎌倉時代の石塔婆が当たり前にある秩父。

もっと見学したかったけど人んちの庭で長居するメンタルありませんでした‥。