令和5年6月4日参拝
話は前後しますが三浦地蔵尊は一回お休み。
浄林寺飛び地のあとは「馬堀中学」から京急バスに乗り「東竹沢」で降りて徒歩20分、
方向的に谷戸のすそをまっすぐ歩いてくイメージしてたらGoogleマップがやたらとまわり道を推奨してくる。
(Googleよ、もっといい道ないの?)
何度かショートカットを試みては袋小路で引き返すという横須賀の地理的特徴をモロに食らいつつ住宅街の峠道を越えた。
そこから5分ほどの小さな山が安房口神社のある明神山です。
正面はこっちじゃないような気がしたので石段は無視してぐるっとまわることにしました。
途中で香之谷戸稲荷の庚申塚を見学。
猿田彦大神だけ台座に水受けがあるのが気になりました。
(香之谷戸‥浦賀の叶もそうだけど狩野氏と関連ない?)
神社の正面入り口はバス通りでした。
久里浜駅前(京急・JR)から来る[久20]「安房口神社前」の停留所が目の前です。
今度来る時は久里浜からにしよっと。
やっと来れた〜。
もう8年前になりますが安房國一宮 洲崎神社で海沿いの飛び地にあった吽形の御神石の、
阿形の方がここにあるんです。
案内板にも洲崎神社のこと書いてあります✨
房総半島と三浦半島に阿吽の石があるなんておもしろいからいつか行こうと思ってGoogleマップに★付けてたのです 👀
御祭神は天太玉命(あめのふとたまのみこと)、
天孫降臨に随伴した五伴緒の一柱で忌部氏の祖です。
* 洲崎神社の祭神は后神の天比理刀咩命
創建年代は詳らかではなく、
安房洲崎明神に置かれていた2つの大きな岩のうちひとつが安房大神太玉命の御霊代として飛んできたと伝えられています。
額受けの金具にぬくもり。
㊨吉井 安房口 ㊧神社
どこまでも続きそうな参道は案外短かった。
狛犬がかわいい🤣
手水はカラスが使ってるので遠慮しとこか‥🐦⬛
写真では分かりづらいけど御神体と拝所が見えています。
(一応)社殿はなく御神体に直接拝礼する形式‥で、
近年に鉄柵が建てられたようです。
下の案内板には安房石とありましたが苔が生えてるし素人にはよくわからないな。
館山の御神石より大きさはひと回りもふた回りも小さいような気がしました。
(向かって)左から。
ひそかに期待した御チン体ぽさはない。
洲崎神社の御神石はスッと筋が入ってたっけ。
後ろから。
右から。
無駄を削ぎ落とした美しい石祠👀
宝暦13年(1763)安房口大明神、
側面に谷戸若者中と彫られてます。
他にもいい石がありましたっ。
富士講碑
書行藤佛 行年百六歳(長谷川角行 富士講の開祖!)
食行身禄 行年六十三歳
登山三十三度大願成就塔
小御岳石尊大権現 大天宮 小天宮
これは五合目の現小御岳神社ですね (゚∀゚)
大先達に三十三度塔と同じ方の名前がありました。
牛宮五頭天皇とは牛頭天王の極めて初期の呼び方らしいんですよ👀
可愛いまねきねこが泥だらけだったので洗いました!
というわけで、
9年前に徳島の阿波神社で宮司さんから「千葉の安房神社には行きましたか?」と聞かれたことにはじまる探求みたいなものは一旦おしまい🙏
実は他にもたくさん忌部氏の神社をチェックしててGoogleマップは★だらけなのでいつか行きたいな。
◆安房口神社
神奈川県横須賀市吉井3-11