変わる  盆栽は生き物なので同じ姿ではいられません。


    千変万化は世のならいです。







本では3幹でしたが












元気一杯より 幽玄枯淡のほうがよかったりもします。







3幹が双幹になりました。












私の盆栽歴では最初の20年くらいは大きさにこだわらなかった
のですが 雅風展は出展するジャンルがきまっているので10センチクラス
に整理しました。そして現在は体力的にも超ミニ盆栽になっています。







無理なことはあります。



超ミニ盆栽でクロマツの本格的な模様木はできません。


雅風展の10センチクラス 7センチクラスの主木はクロマツの

模様木を使うのが通例になりますが それ以下の小さいクラス

ではクロマツで重量感のある形は私にはできません。


クロマツはヒョロヒョロ樹形でお茶をにごしていますが

ズングリムックリ樹形で3センチの鉢に入るクロマツを作ってみたい

ですね。



ヒノキとクロマツの寄せ植えです。5年生くらい。


鉢の裏側に針金が見えますが
木の足元を軽く縛って 鉢穴を
通して固定しています。
これをすると 木の先をつまんで
盆栽を持ち上げれますし
風でころんでも 土はこぼれません。
展示会に使うときは 切って捨てます。


カシワの超ミニ盆栽 実生3年生くらい。


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軸切り挿し芽論(追加)



↑奥の写真はノムラモミジを軸切り挿し芽4月15日
双葉の下1センチで切って挿してあります。

↓現在は双葉は落葉して見えませんが 幹のちょうど
中間が双葉のあった場所になります

左側は 新芽を切っていません。
右側は 新芽を切ってあります。

右側の木は新芽をとめたので 新しい芽がでますが
どこから出るでしょうか

片葉切をすると残した葉の脇から新芽が出るので
残した2葉の脇から2本芽が出るのを 期待しています。

元気があれば2芽が出るし 元気が足りなかったら
一芽しか出ないでしょう。

左側の木は新芽に元気をつけて伸ばして(6月末まで)
右側と同じように芯を止めます。
勢いがあれば2芽出てほしいですね。


2芽出して ひとつを幹としひとつを1の枝にするか
途中双幹として育てるか にします。

↓手前は新芽を残して6月末まで伸ばしてから切ります。
双葉跡に芽あたりができれば その上で切ります。



4月15日に軸切挿し芽をしたら5月30日での発根状態です。
1本ごとに鉢上げできる状態です。 野村もみじ 台湾ヤマモミジ
 トウカエデも同様です。

双葉のあった位置は鉢に植えると地表部分になります。
ここに芽あたりができれば 双幹 3幹ができるので
作ってみたいですね。
(取り木技術を使えば簡単にできるのですが)


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小さい盆栽を集めています。


小さきものは愛らしい。









↑今年実生のカリン寄せ植え。




1本では淋し過ぎて見れない樹でも10本以上まとめれば

それなりの存在感が示せます。

















↑ 青シダレモミジの2年生。




青シダレモミジは実が出来難く 発芽率が悪く

実生の小さい苗木は貴重です。











↑コハウチワカエデ(衣笠)の実生3年生。














↑トウカエデの実生3年生














↑コハウチハカエデの実生3年生














↑ヤマモミジ実生3年生。














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小さきものは愛らしい




小さき者は・・・・・・・・・




こざかしいことばかりが気になっていますが

悪い事があって良いこともあって

それが人間   と誰かから聞きました。
実験的に 今年の実生を化粧鉢へ入れてかざっていますが
枯れるリスクがが高いので あまり急がない方は1年間待ってください。 どうしてもやりたい方は止めませんが 水やりには特別な配慮が1か月必要です。
このカリンはいま生きているかって? それは秘密です。




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イヌシデの今年の実生です。 鉢に落ち着くまで1ヶ月たてば


    飾って楽しむこともできます。





    小さいからこそ 可愛いからこそ 種まきの楽しみ


    鉢合わせの楽しみ   飾る楽しみができます。 

















左はモミジ 右はトウカエデ 共に実生5年生くらいです。








左のモミジの幹に注目していただくとポチポチと

芽当たりが見えます 葉があった場所です。

ポチポチが6カ所なので実生6年生がわかります。




小さいからといっても6年間水をやってきました。











小さいからこそ できることがあります。大きい盆栽を12階の
マンションのベランダでは数鉢しか置けませんが 超ミニ盆栽なら工夫次第で1メートル
×1メートルの場所があれば500鉢置くことが可能です。それは小さいからこそできる
ことです。



























小さくとも頑張ってるよ。



カメラの上のモミジは昨年の実生2年生です。

小さいモミジを作るコツは 軸きり挿し芽を
行なうか。

自然実生で日当たりのよい場所に生えているのを
なかでも小さい苗木を捜します。
大きい鉢へ植えてしまうと大きくなってしまうので
出来るだけ小さい鉢を用います。






上の写真は今年のネムノキ1年生です。
(真ん中の太い木だけが1本2年生)

ネムノキは私が植え替えると枯れやすいです。
今回は根を乾燥させないように 根を切って分だけ上部の
枝葉を剪定して蒸発のバランスは気をつけました。
また 直射日光には当たらない場所で1週間。

苗木の高低差は種が芽生えた時から気がついた都度
先端を止めます。そのままにしておくと10センチ位
真っ直ぐ伸びてしまいます。


あと1ヶ月後には葉が繁って立派な盆栽に
なるつもりです。










↑トウカエデの超ミニ盆栽7年生。


根の部分のこぶのような場所を個性として
使っています。

変な木は数が少ないので将来 個性的な木
になる可能性が高いです。
変な形の素材程貴重品です。




多分 初めて花が咲いたと思います。
ピラカンサスの挿し木8年生くらい。

諦めない方がいいですね。











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