曙 | 内田祥文のKeep Hope Alive♪




横綱 曙
格闘家 曙
プロレスラー 曙

一世を風靡したのはもちろんお相撲でしょう。
若貴ブームを共に牽引し、あのブームも曙というヒールがいたからこそ、
余計に盛り上がったのは紛れもない事実だったかと思います。

僕はプロレスラーの曙が好きでした。

親方という立場を捨てて格闘家に転身した時はお金に困ってるのかなぁと思っていました。
それでもこちらの記事を読んで、そうじゃなかったんだと亡くなってから分かりました。
もっと早くに知っていれば、もっと好きになっていました。
こちら


プロレスラーとしての曙は、その知名度からどこの会場に行っても人気がありました。
レスラーは体が大きいだけで有利だし、目立ちます。
つまりその存在だけでインパクトを残せるんですね。

曙の場合は横綱という箔もついていたし、誰もが知っているということとオーラがありました。
入場からリングイン、リング上での闘い、そして退場する時も魅せることの出来る数少ないレスラーでした。

そして試合が終わってからも売店に来て、気さくにサインや写真に応じてくれました。
今日の写真はまさにそれです。

亡くなってから、相撲界よりも多くのプロレスラーたちから追悼の言葉がSNSに溢れていました。
どこの団体に上がっても、その人柄の良さでみんなから愛されていたのでしょう。

レスラーとして油が乗ってきて「王道」というプロダクションを立ち上げました。
かのジャイアント馬場さんの元子夫人から承認されて、事務所も元子夫人の住所でした。
これから自主興行も増やして、それまでの関係を深めてきたレスラーたちと一緒に
同じリングに上がって普段は見られないようなカードが実現するのかなぁと楽しみにしていました。

残念ながら、その後すぐに病に倒れてしまって・・・。


下の写真は「王道」のTシャツです。

インパクトのあるデザインはまさに「横綱インパクト」。
そして第64代横綱にこだわった「64」を常にコスチュームにも入れていたので、
このTシャツにも入れ込んだのでしょう。
ちなみに第65代横綱は貴乃花です。
貴乃花よりも早く横綱になったんだというこだわりを感じます。

このTシャツと頂いたサインは今でももちろんあります。
Tシャツはたまに着てます。

かなり厳しい闘病生活とは聞いていましたが、それでももう一度あの勇姿を見たかったです。

外国人初の横綱ということで日本の国技にも大きく名を刻んだ曙ですが、
短いプロレスラー人生の中でも大きなインパクトを残したのは事実です。
レスラーもファンも忘れないでしょう。










合掌