この日記は回顧録です。




7月3日。


いつもの週1検査の日。

実は日曜日(7月1日)

旦那もお仕事お休みで、ちょっと色々外出したら
なんだか疲れちゃったので帰宅し
みんなでお昼寝してました。

急に息子がソファへ。


「わーーーーーーーーん!!!!!」


と、号泣し始めたかと思ったら

・・・マーライオン。

久しぶりにドバっと吐きました。

それを立て続けに3度ほど。


以前、まだ1歳ちょいの頃に吐きすぎて脱水になり
入院したことがある息子。

脱水が心配でイオン水を飲ませるも、吐く。

その日の当番医は、ちょうどいつも行く小児科。
でももう17時半。微妙。
本人、機嫌は悪くない。ぐったりはしてるけど。
熱39.6。
久々の高熱。

そして月曜日は小児科へ。
今流行っている「ウィルス性胃腸炎」とのこと。


で。3日(火)
私の検査日。

朝、熱を計ったら37.3度。微妙・・・。
咳はあるけれど、下痢もないし。
んー。でも託児所に預けたら迷惑だよなぁ。
喘息の発作起こしたら大変だし。

でも、回復しつつあるのに病児保育・・・。微妙。
もっと酷い子からまた移されたらなぁ。

ってので、久しぶりに病院へ連れていきました。

待ち時間。相当暴れました。
久しぶりなのでドっと疲れました(笑

普段、幼稚園なのに夏休みになると家に居るから
凄く余計大変。な、気持ちが分かった気がします(笑


そして診察。

いつものようにエコーの部屋へ移動しようとすると

「おかけください。」と先生。

あー。もう羊水検査の結果出たんだなぁーと察しました。



結果。




◆21トリソミー◆
 21番目の染色体が、2本のハズなのに3本。


 「ダウン症候群」です。

とのこと。


そっか~。

ってのが、最初の感想でした。

それよか、エコーの機械に興味津々の息子が
むちゃくちゃしないかが心配で。

いい意味で気が紛れました。
「かーさん!これなぁにぃーー?」って。
今にも倒しそう。倒れないだろうけど。

(後から聞いたら1台、億する機械だったらしいです。
2歳児、やっぱり目が離せません(笑)


いつものように聞かないと何も言わない先生。

「で。どうなるんですかね?」と、質問。

「まだ小さいから分からないけれど、心疾患があるとすれば
 もうちょっと大きくなったらエコーで分かる。
 産まれても何度も手術したりする子もいる。
 知ってるかもだけれど、見た目に特徴のある子になる。
 成長が遅い。」

などなど、
ネットで知っていることばかり言われました(調べすぎ?w)

で。「そうですか」と私が言うと、また シーーーンとする診察室。


「えーっと。。。堕胎は22週未満でしたよね?
 出産という形をとるんですよね? おいくらですか?」

金の問題じゃないかもしれないけれど
ぶっちゃけ金の問題もあります。

堕胎するにも、育てるのにも。

そこら辺は無知なので聞いてみました。

堕胎する気が満々というより、「知識」として。

とりあえず、今後どうするかを先生に電話するってことで終了。


この件を知っている友達に連絡。
旦那に連絡。



車中。
息子が「だいじょうぶ?だいじょうぶだよ!」を連発。

まー。久しぶりに号泣でしたからね。
あまり帰路を覚えてません。


家に帰ってから色々と考えました。
考えてるつもりはないのだけれど
頭が勝手に考えちゃってました。


旦那が帰宅するまでの数時間。
涙、垂れ流し。

悲しいのか、悔しいのか。
なんなのか分からないけれど
とにかく泣いてました。

息子に「赤ちゃんね~。病気なんだって。」(病気とは違うけど)

と、伝えてみると

息子。「そっかー。しょうがないね。だいじょうぶだよ。」と。

そう。しょうがないのよね。

トリソミーがしょうがないんじゃなくて
悩んだって、泣いたってしょうがないのよね。


私「赤ちゃん、バイバイしよっか.....?」

息子「だめだよ!だいじょうぶだから!」

『だめ』と言われたくてわざと聞いた質問に
ちゃんと分かっているかは置いといて
『だめ』と言ってくれた息子。

かーさん嬉しかった。


旦那帰宅後、話をしました。

旦那も色々と調べていたようでかなり説明が省けました。

で。先生はなんて?と。
「妊娠中断の話はされた」というと

うーーーーーーーーーーーん・・・・・。と考え込む旦那。



「俺が思うに。・・・・・・
 昼仕事してるし、一番大変なのはゆかだと思う。
 それでも産みたいって言い方は変だけど、
 産みたいって思うならできることはするし
 産みたくないって思うのなら堕胎もありだと思う。」

とのこと。

「でもなー もう俺らの家族だしな」

そうも言ってました。

そうなんだよね。
実際、連れて歩いたり 病気したら病院連れてったり
なんやかんやするのは「母親」

色んなことが(死ぬわけじゃないけれど)走馬灯のようにかけめぐり

「おろすのは嫌だ。貴方が家事も育児も超~~~協力してくれないともっと嫌だ。」

そんなことを多分、言いました。
(パニックだったので記憶が・・・)

「だよなぁ。こいつの寿命、俺らで決めれないよなー。
 やってみよ~~。
 どーにかなるわ。」


万が一「おろそう。大変そうだし。」

とか言われたら、離婚しようと思ってたのでホっとしました。
この人と結婚してよかったなーって。

息子も呪文のように「だいじょうぶ だいじょうぶ」って。


「産む決断」ってのも変だけど、
そう思ったら、すっきり。

お友達に聞いたら、
そうは言っても心臓が弱い子が多いので
産みたくても、産まれてくるかは分からないとのこと。


なんだか色々あるなぁ。今回も。