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まーじんぐゆうすけのブログ

ロックバンドmergingmoonのギタリストです。まーじんぐむーん、と読みます。
現在ドラム、ボーカルが欠員なので大募集しております。

音楽の話もしますが、音楽の話以外が8割です。

一人プレイ可の趣味は節操なく浅く広く好きなので、詳しい人出来れば教えて下さい。

えび入ってろよ!

これが今日僕が発する最初で、そして最後のセリフです。


コンビニにて、エビチリの素を良く説明も見ずにパッケージだけ見て

ウマソウ、オレ、コレ、カウ

と原始人の様に明快かつ迅速に小脇に抱えてレジに運びました。


そして家に帰ってみて。
いざ食べようとしたらえび入ってねーじゃねぇか!と。

えび入ってろよ!
えび入ってろよ!

えび入ってろよ!!


とりあえず、じゃがりこを食べて寝ます。
明日はえびを買いに行きます。




やばい、えび以外の話もしたい。


という事でギターの話をちらっと。

最近またスティーブ・ヴァイが好きです。

おもむろに以前使っていたヴァイ仕様のピックアップを引っ張り出してきて、高校生の時から乱雑に使っている愛機のアイバニーズに装着!

どじゃぁーーん!


うーん。いい。素敵。

低音はエッジが効き過ぎず厚みのある音で、ニュアンスを持たせる幅が増える。

感じ。

中音も円柱の弦の隅々まで振動を拾っていて立体感があり、どこまでも伸びていく頼れる音がする。

感じ。


高音は高音らしからぬ芯も衣?もある独特の存在感。ハーモニクスもかすれる事なく力強く出て、タッピングやスウィープなどをしてもピタピタと一音一音はっきり音を発してくれる。

感じ。


そんな感じに聞こえました。

感じ、でいいんです。俺なんか。


その感じ、を納得しながら感じて弾くフレーズはやはりこれも俺が納得出来る音で、俺が納得してればほとんどの人は気にも留めない微かな要素なので、やっぱり自分で感じられる雰囲気が大事だと思うんです。

ほとんどの人は気にも留めないとは言っても、耳には入りますので、曲を録音する時はもうちょっと吟味するかもしれません。

でも、その音を俺が好きで良さを納得できるかどうか。
これはギターを弾く上で、音楽を作る技術を駆使出来るか否かにも大きく関わってくると思っております。


まぁ、ただの音のフェチですけどね。



音についてなんやかんや言っていると、ごっつええ感じのコント「日本の匠を訪ねて」を思い出します。

日本の匠が作る謎の伝統工芸品の楽器を訪ねて、リポーターが取材しにいくというコントです。

小さな荒屋で作られる謎の楽器…かどうかも怪しい伝統工芸品。
それを無骨な職人が無骨に紹介していきます。

でも職人の知識はふわふわ

作業の工程で肝の部分のひねりっこちゃんも謎ばかり。


数千円の練習用とウン十万のプロ用を聴き比べても、リポーターには良さも違いもさっぱり分からない。

よく聞いてみりゃ作ってる本人も使用用途が良くわからずというオチ。


一般的に理解出来ない魅力を本人も良くわからず褒め称え追求する。高尚ぶったフェチズムを皮肉ったコントです。


まぁ実際見てみるとこんな面白味の無いもんでなく、かなり笑えます。


ただ、自分の好き!を他人に理解させてこそ芸術・創作の肝であるとの考えに共感出来ますね。


…なのに松本人志の映画はどうしてあぁなったのか。
もう少し年を取れば魅力が解るのでしょうか、今はその魅力を探る鍵が自分に不足している様です。





話は変わりますが、
僕は仏教が割と好きなのです。その理由は仏陀の考え方が好きだからです。

聞きかじっただけで熱心に調べた訳では無いですが

仏陀は当初、みんなの幸せとか世界平和とかの為でなく、自分が悟るただその為だけに修行をして悟りを開いたそうな。

その手法も、修行を通じて自分の感じた様々な事柄を理論的に整理して悟りに近づくというものだったとか。


神が降りてきて使命を与えてドーン!
とか
俺こそ神の子!みんな知ってる我に従え!

とかのトンデモは特定の宗教を持たずに育った自分には今更到底信じられないので却下ですが、仏陀は違うらしいと。


妙に高尚ぶらず偉ぶらず、自分だけの欲求にただ真っ直ぐ。
国家レベルのボンボンが目指した孤高の旅路、結果は常人離れした偉業。

そんな前のめりの死生観が好きです。


科学者とか哲学家とかも好きです。


さっきのコントの職人と全部一緒じゃねーかと言われるかもしれませんが、明らかに違います。
コントで共感した揶揄は、精神を受け継がずに形だけ先人に前倣えして偉そうにするアホんだらに向けたものです。

仏陀は真摯に自分だけの自分の道を追求しました。



ギターの話から一回り二回り脱線しましたが、何が言いたいかというと


生きて死ぬだけの人間が勝手に好きな事をして好きに振る舞う現世で、階層を気に病んで偉そうに生きることがどんなに滑稽か。
仏陀見習って煩悩と向き合って、一心不乱に自分の好きな物を目指して死んでやる。


そんな感じでしょうか。


我ながら信じ難い散文になりましたが。
今日も中途半端にブログを終えます。




今度のブログは俺の心の支えである、愛する同居人の写真集にします!多分!

爬虫類の魅力を存分に語る事にします。多分!