大槻ケンヂのいるバンドです。
オーケン関連は今までちょくちょく聴いてはいれど
そこまできちんと聴いてませんでした。
というより、昔に筋肉少女帯をチラッと聴いて
合わないな、と
古めかしい音や割とベタなメタル感、そして意味不明な歌詞
あとふざけた声のボーカル
昔はそんな感想でした。
最近、と言っても1～2年前に、さよなら絶望先生3シリーズのOP曲が割とハマったのでマイオーケンブーム来たか？
と、思いきやまたも他作品には食指が伸びず。
時代に乗り、謎のヒットを飛ばした変なバンドメン位の印象を脱せませんでした。
そして現在。
オーケンがしばらく前からやっていた特撮というバンドが目に付き、味見をしようとTSUTAYAで借りて来てリベンジしました。
結果は、敗北でした。
いい意味で。
何が敗北かと言いますと
今までは曲の趣旨や意図が分からず、意味不明のまま不戦勝の気分でした。
それがバンドを始めてみて
きちんと認められたアーティストが丹精込めて作った作品に無意味など存在しないという、当たり前の気付きを経て。
全ての芸術作品は、魅力が分からない場合は自分にその作品を見通せるだけのキーワードが不在なのだと。
感性が未熟なんだと思い、いちいち個人の磨いた業の粋を堪能させていただくといったへり下った気持ちを軽く持ちながら作品に臨む様心掛けて、今回再度オーケンワールドに挑んだのです。
強固な一貫性を持ちつつも変幻自在にめくるめく世界を繰り広げて聴者を翻弄し、共振させ、飲み込み、いつの間にかゴールまで導かれてラストを讃える1人の信者にしてしまう。
そんな洗脳じみた曲調。
そう感じました。
そして、ほとんどの曲は一聴してその誘導に上手く乗れない為に今までは気に入らなかったんだなと気付きました。
さらに今回もばっちりはまれた訳でなく、ラストの曲、ケテルビーが自分には分かり易かったので、始めてそこで十分に楽しめたといった感じでした。
なんだか不思議な魅力、それをラストで少し解明出来てようやく楽しんだって感じだったので。
結果的にこの再戦は、敗北の良試合だったのではと思う視聴後でした。
レビューでもなんでも無いただの自分用気付きメモになりましたが。
ノリで書いてしまったのでとりあえず仕方無いですね。
なんとなく曲を聴いて、なんとなく良く感じて感動して、わざわざ仰々しい文にしてみた。
ただそれだけのことなので、今日も大した
活動は行われなかった事だけは事実ですね。
それにしても、よくこんなマニアックな人間が世に出て人気を博したな笑
そこら辺もちょいちょい見ていけたらなと。
結論 オーケン好きになった。
まあベストなんでおすすめもクソも無いですが、僕は文豪ボースカとケテルビーが好きでした。
文豪ボースカはロックな曲調に遊びとしてレゲエが入って緩急がついていて、ピアノが洒落た雰囲気と怖さを演出してます。
さらに特徴として、語りとドラマ部分とぬいぐるみボースカのふざけたくま声が入ります。
ストーリーは、苦悩するアーティストのオーケンがぬいぐるみのボースカに苦痛な創作活動という生き方を肩代わりしてもらって、自分はジャマイカに行きガンジャでラリハッピーに。
その間にボースカが意外な大成功を納めてしまう。
焦って新宿で豪遊するボースカを射殺しに行った所、警官に撃たれて死んでしまうという結末。
結末後の語りは、、よくわからん。
創作活動への苦しみからの逃避と栄光を軸に、運命に弄ばれるニンゲンを皮肉った曲。
なんだと思います。
ストーリー仕立てなので含まれるメッセージは多いですが、大きく、常に自分の道筋を見失うなって事だと思うようにしました。
小説をいくつも書いてるのも納得の場面運びでしたね。
これでも簡潔にしようとしてるのにもう結構長文だな。
ケテルビーまでやると物凄い長くなるしなぁ。
書くのやめます。
洗脳だと書いたのは、ぶっちゃけほとんどケテルビーにびっくりした勢いです。
最後の所、僕が趣味でやっている催眠○○ニーの音声みたいで笑ってしまいました。
まあ、僕のマニアックな変態趣味は今どーだっていいんですよ。
とにかく気を抜くとすぐ色々書きたくなって、それが一々長文を要するし、そのうち何故か長くなってきたのを気にして短くして、結局不完全燃焼
今度から曲を聞いたら好き勝手長く書きたいので、一曲だけ取り上げてつらつら書く事にします。
意味もそんなに無いのに長過ぎる！
そして今、風邪を引いてる！
中井の家が寒過ぎた！今度から金払ってエアコンガンガンに付けてもらうか、着る毛布を持参しよう。
風邪気味で仙台人に合わせたのが悪かったな。
だって中井さん、俺があんなに寒々としてるのに薄着で裸足なんだもん。
やたら眠いし疲れたのでアイマス聴いて寝ます。
うっうー！