人類はもう逃れられない | 梁山泊

梁山泊

世は乱れ、民は苦しみ、日本も世界も荒れている。こんな時代に必要なこと、それは英雄豪傑が立ち上がること、そして絆を結び、友情を築き、個性と長所を発揮して、一致団結して弱点と短所を補い合って戦うこと。英雄豪傑を出でよ。

 幼い頃、私は「作家に成りたい」という夢を持ちながらも、不良少年として生きてきて、自我を抑えられず、自分をコントロールできず、つまりは自分をまったく変えられず、そのために人生の先行きも見えず、沖縄県の宮古島にてホームレスになっていました。

 

 そして私は、今は無き宮古の平良図書館にて、とある一冊の書物に出会い、自らの人生を変えていくことを固く決意いたしました。

 

 その二ヶ月後、「9.11世界同時多発テロ」が起こり、虚しく崩れ去るツインタワーをテレビから見ていました。

 

 20世紀の資本主義と共産主義の対立、つまりイデオロギーの違いによる戦い・冷戦が集結し、熱狂にも似た世紀末が終わり、「これで世界は平和になるかもしれない」と世界がほっとした時、人類は崩れるツインタワーの光景を見ながら、「21世紀は宗教の違いによる戦い・宗教紛争が激しさを増していくのか」と、さらなる危機感を抱いたものです。

 

 

 その時に確信したことは次の3点でした。

 

1.「これから世界人類は宗教紛争を避けて通ることはできない」

 

2.「『聖書』にある通り、必ず聖地エルサレムを巡ってハルマゲドンは起こる」

 

3.「この一冊の書でそのハルマゲドンを鎮めなければ人類は滅びる。

 鎮められたら本当の平和と繁栄の時代が訪れる」

 

 というものでした。

 

 

 しかしネットという荒野でいくら叫んでも、私の声は小さく、か細いものでした。

 

 

 だから、ルールすらろくすっぽ知らずに、『ジ・アウトサイダー』という格闘技の試合に出場したのです。

 

 

 「狂っている」、そう思われて当然です。

 

 

 しかしそんなことは一切、気にとめません。

 

 

 かつて坂本龍馬が、「世の人は我を何とも言わば言え 我なす事は我のみぞ知る」と述べたように、たとえ知人、友人、親戚、家族から「狂人」と思われ、遠ざかっていこうとも、そんなことは小さなことです。

 

 かつて吉田松陰が「人と異なることを恐れるな」、「諸君、狂いたまえ」と述べたように、間違った世の常識に迎合して生きるくらいならば、死んだほうがはるかにマシです。

 

 

 そして実際、今、私の声は、世界の真裏にいる人にも届き、そしてスペイン語字幕を付けて下さっている方もいます。

 

 

 ユダヤ教徒は絶対に聖地エルサレムに神殿を建設します。

 

 

 イスラム教徒はそれをされたら、絶対に戦いを挑みます。

 

 

 キリスト教国家と考えられているトランプの娘婿クシュナーと娘イヴァンカは、神殿建設を父である大統領に絶対に働きかけます。

 

 

 まさに絶対と絶対の勢力が争い合う戦い、それが聖地エルサレムを縁として、2018年5月14から、すでに静かに始まっているハルマゲドンなのです。

 

 

 格闘技の試合に出場した時、まだ中国の脅威には、ほとんど気がついていない私でした。

 

 

 ですから私は、ただ純粋に、いつか必ず起きるハルマゲドンを鎮めるためだけに、本当に十年前の3月30日に、格闘技の試合に出場し、訴えている声をより届かせるために、「さいたまスーパーアリーナ」で行われた、シュートボクシングの試合に出場したのです。

 

 

 そしてあの時から、孤独かつ厳しい戦いが始まっていくことが、十分に予想できたために、「さいたまスーパーアリーナ」の入場曲も、あえて格闘技には似つかわしくない、寂しいものにしたのです。

 

 

 

 真理のために戦い、正義の側に立つ時、人は敗れません。

 

 偉大な方々を引き合いに出して説明させて頂きますが、たとえ吉田松陰が暗殺されても、志士たちによって明治維新は起きたように、ソクラテスが死刑判決を受けても、彼の弟子たちが彼の姿を語り継いだように、イエスが十字架に懸っても、その教えは二千年経った今でも、(一部は消えたが)残っているがれてきたように、真理と正義の側に立つ者は絶対に敗れないのです。

 

 肉体生命としては敗北しても、霊としての勝利はあるのです。

 

 この真理を知っていたから私も、格闘技の試合に出場したのです。

 

 

 

 

 すでに終末は到来し、ハルマゲドンは静かに始まっております。

 

 

 すでに述べたように、聖地エルサレムを巡る争い、ハルマゲドンとはまさに、絶対と絶対の争いです。

 

 

 もし、宗教の存在を否定すれば、人間はもっと自己中心的に生きて、動物的な弱肉強食の世となり、どの道、日本は一帯一路を推し進める中国に飲み込まれて、世界を救う日本が消えれば、米中の争いによって人類は滅びることでしょう。

 

 

 なぜなら宗教とは人間の原点だからです。

 

 

 

 むしろ「宗教」について思い出さなければならないこととして、かつて日本人は、「和の心」でもって、神道、儒教、仏教を融合させて、武士道を築き上げてきた調和の民である、ということです。

 

 

 日本人は和の人々です。

 

 

 しかし停滞と調和は同じではありません。

 

 

  「今の自分が平和だから何もしないでいい」という考え方は、人類滅亡を招くのみならず、自分自身をも殺す自殺の考え方です。

 

 

 だからこそ、かつて「大和の国」と呼ばれた日本に生きる私たちは、より大いなる調和を求めて、立ち上がることが大切なのです。

 

 

 それを「大和魂」と言うのです。

 

 

 この「大和魂」を育んでいたのが武士道なのです。

 

 

 だからこそ、武士道を取り戻し、再建し、侍精神・大和魂をこの国に、甦らせていく必要があります。

 

 

 

 大和魂を思い出すと同時に、もう一つ、思い出さなければならないことがあります。

 

 

 それは、日本という国は、神秘の国であり、そして「日本人には救世の使命がある」ということです。

 

 

 貴方が終末の時代に生まれてきた真実をどうか知って下さい。

 

 

 貴方に、救世の使命があります。

 

 

 今という危機の時代、貴方が眠れば世界は滅び、貴方が目覚めれば、世界は繁栄の方向に向かっていきます。

 

 

 だからどうか、その胸の中にある侍精神・大和魂を輝かせてください。

 

 

 ハルマゲドンを鎮められるものは真理です。

 

 

 その真理を説けるのはこの地球で一人です。

 

 

 私が2001年の7月に宮古島で出会った一冊、それは『太陽の法』という書籍でした。

 

 

 はっきり言います。

 

 

 この声に耳を傾けなければ、人類は滅びるでしょう。

 

 

 なぜならハルマゲドンは、ポールシフトを呼び起こす可能性もあるからです。

 

 

 ポールシフトとは、地球の地軸がずれる異常現象のことです。

 

 

 『旧約聖書』の『イザヤ書』第13章10節には、「太陽の逆行」と呼ばれる現象が起きたと記されており、これをポールシフトと考える人たちもいます。

 

 

 『イザヤ書』13章10節にはこう記されております。

「天の星とその星座とはその光を放たず、太陽は出ても暗く、月はその光を輝かさない」 

 

 

 繁栄を取るか、滅亡を取るか、それを決めるのは貴方次第です。

 

 

 人類はもう、光と闇の戦いから逃れられないのです。