先日、月組公演を観てきました。
お芝居、ショーともに私が思う月組らしい公演だったのではないかな？と思います。
今回は2階S席。2階席もやっぱり好きです。
お芝居はさすが芝居の月組！
間もよく、台詞も聞き取りやすいし、ストーリーに没頭することができました。
れいこ様は本当に美しい。
そして、お芝居が上手だなぁ。
母親に会いたいけど、恨みもあるという揺れ動く心の機微をうまく表現されてるなぁと思いました。
上演時間が短いからこそ、宝塚の作品って
何で急にそうなった？いつ心変わりしたの？
と思うことも結構あるのですが、
れいこ様のお芝居にはそれがないんですよね。
ご卒業も発表されましたが、もっといろんな役で見たかったです。
そして杏ちゃんですよ！はぁー、睨まれたい(やばいですね)
存在感抜群で、登場したら、スポットライト浴びてるようにみえるのはスターですね！
何度も目を奪われました。
海ちゃんはベテラン娘役として、ヒロインとしての存在感ありつつも、ですぎない演技が絶妙。
そして、雪組応援隊として、彩海せらくんと彩みちるちゃんの活躍が本当に嬉しい。
みちるちゃんはいつまでも可憐でかわいいなぁ
今回、蓮つかささんと蘭尚樹さんのお芝居も目をひきました。特にれんこんくんは大劇場でAFOをみた時のことを思い出して、
今回のようなおじさまの役も素敵に演じていて、
感無量でした。
そしてショー
事前情報全くいれずみたので、
？？？と途中までなっていたのですが、
芝居心がある月組だから素敵に仕上がってました。
個人的にはキラキラ盛り上がる感じが好きなんですけどね(笑)
たまにはこういうショーもいいなぁと
れいこさま、なんでも似合いますね。
私は軍服金髪のれいこ様をみれただけで十分でした。ただ杏ちゃんのスーツ姿はもっと見たかったなぁ
階段おりでは、蓮つかささんがひとりで降りてきて、嬉しかったです。
れいこ様の月組も来年までと思うと寂しいですが、見納めのその日まで見守りたいと思います。
最後に、現在宝塚について
言葉では言い表せないほどの悲しい出来事が起こってしまいました。正直とてもつらいです。
私は会社員で、一応管理職なので、
今回のことを組織体制やマネジメントの観点でみていて残念な気持ちでいっぱいです。
私が以前、上司からいわれていつも心に留めていることがあって、それは
「誰が正しいかではなく、何が正しいか」
を常に考えて動くということ。
それを管理職側ができないとそこについてくるメンバーも組織全体もよくない方向に向かってしまう。
今年問題になった企業、ほとんどすべてこれができていないなと思っています。
人は弱い生き物だからこそ、そのことを理解して行動しなければならないと思います。
宝塚が大好きで応援したいからこそ、
自分たちで気づいて変わっていって欲しい。
今はその気持ちでいっぱいです。