どうしても生きている環境や立ち位置が違うと意見の食い違は避けて通れない道かも知れません。貴方の考え方に誰も賛同しない事もあるでしょう。また、言い方や解決策の違いですれ違いが起こる事もあります。しかしだからといって貴方や周りの人が間違っているというわけではありません。バシャールは無条件の愛のもとでお互に接すると”尊重”の波動が産まれてくると、話します。無条件の愛とは何も見返りを期待せずに相手を愛し認めるという事を意味しています。
色々な国での内紛や抗争はこういった”尊重”の波動から遠ざかり力ずくで”同意”を求めるというメカニズムで勃発します。このメカニズムをもっと細かく分析すると、そこには”恐れ”という波動がしかれているのです。強引に”同意”を求めるという事は、自分の信念の”微弱さ”を感じているから起こります。そして無理矢理”同士”を増やす事でパワーアップを計るという心理が働くのです。ですから、”意見を押し付ける”は貴方の意識に”恐れ”があるという事を世間に訴えているという事でもあるのだと、バシャールは説明しています。
長い間の生存競争で生きてきた私達にとって人を無条件に愛する事は大変な勇気が必要かも知れません。しかし人を愛するという事は貴方自身を愛する事でもあるのです。詰まり、貴方自身を認め無条件に愛する事が出来て初めて他の人を”自分のように”愛する事が出来るようになるという事なのです。バシャールは自分自身の事が”大好きで愛している”と言います。そして私達の事も変わらず”大好きで愛している”と話しています。