戦争や危機的な状況で入手が難しくなるもの30
30 Things Impossible to Obtain in a War or Crisis Situation

9月14日【Anonymous】

 

マッチはわずか数十円程度で買えますし、広告用のライターも身の回りにあってもあまり気にはされていないでしょう。しかし何かの危機的状況の中では、こういった「細かいもの入れ」の引き出しに入ったただ同然のものはあっという間に使い果たされてしまいます。危機的状況の下では切実に必要とされるにもかかわらず、どこででも買うことができなくなりそうなものは、その他にもたくさんあります。

 

非常時に備えるにあたり、あまり気に留められていなさそうな物30種類をこちらにリストアップしてみました。

 

 

 

1. マッチやライター


2. 燃料用の木材!非常時になってから急いで森に出かけて木を切ってもあまり意味がありません。切ったばかりの木材は湿気があるので燃えないからです。伐採から2年ほど経つと燃料として燃やすことが可能になります。

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3. 着火用に小さく切られた薪、焚き付け用の木、段ボール紙


4. オイルランプは必需品です。ランプ用のオイルは十分にあっても、芯は十分にありますか?


5. 浄水フィルター:水を見つけるのはそれほど難しくないかもしれませんが、持ち運びが難しいものです。沸騰させることはその次によい方法ですが、水中の泥などを取り除くことはできません。

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6. 水専用の容器:水を見つけても、容器がないと自宅まで運ぶことはできません。


7. トイレットペーパー。説明の必要はありませんが、非常事態が長引くとあっという間に底を尽きるでしょう。


8. 水道が止まってしまった場合に、トイレをするための手段。たとえば庭に屋外のトイレに石灰を詰めたり、あるいはキャンピング用のトイレなど(それぞれ、石灰や専用の化学物質の補充分を十分に備えること)トイレに水が流れない場合、どうしたらよいか対策を考えましょう。


9. 子供用のおむつ。子供がいなくても準備しておくことをお勧めします。ほとんどの若い親御さんは、非常事態については考えていません。布製のおむつを使っている人も少ないものです。スペアとして使い捨てのタイプと布タイプを少しずつ置いておけば大丈夫でしょう。ご自分にお子さんがいなくても、周りの子供のいる人のためにスペアを備蓄しておくと喜ばれることでしょう。


10. 女性用の生理ナプキン。急いでいる時に、代替品として使えそうなものはほとんどありません。昔はコットンの布が使われていましたが、非常事態にはそれを入手することも困難です。物々交換のために備蓄しておくのもよいでしょう。

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11. トイレタリー製品。石鹸やシャンプー、歯磨き粉、殺菌剤、手洗いソープなど。


12. ファーストエイド一式。ガーゼ付きばんそうこう、包帯や医療用テープ、消毒剤など。
車内にファーストエイドセットを搭載しておくのは法律上強制化されていますが、普段よりももっと筋肉の強さだけを使ったことをする必要が出てきますので負傷のリスクが上がりますから、早く消費されるでしょう。

 

しかし行政が手配するべきものですので、このアイテムは病院や薬局でまもなく手に入れることが可能になるでしょう。どちらにせよ、入手困難なタイミングでこのアイテムが購入しようとすると余計な支出になりますから。

 

13. 便利なツール。非常事態には、DIYは趣味からサバイバルに変わります。ねじ、釘、金属製のブラケット、良質な接着剤、ナイフを砥ぐものなどを十分に順位しておきましょう。

 

14. アルミホイル。物の修理やシーリング材として。あるいは薪に食べ物を巻いて調理、熱や光を反射する万能のサバイバルグッズの一つです。

緊急の事態では、調理用ボウルと一緒に日光反射板を作ることができます。これで着火したり、食べ物を加熱することが可能になります(ソーラー調理器)。

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15. 粘着テープ。この銀色にコーティングされた繊維強化複合材料の幅広の粘着テープも、様々な場面で使える貴重品です。

 

16. 頑丈な紐(ひも)や糸。上記と同様に万能に使えます。

 

17. 安全ピンと裁縫セット。良質なはさみ。

 

18. ゴミ袋。ごみ収集がしばらく来ない可能性も考えられます。ゴミはすぐに溜まりますが、ゴミが山積すると衛生的な問題になります。これは普通に考えられているよりもとても危険な問題です。

 

19. 手動の缶切り。余計な装備や工夫が凝らされてないほど良いものです。鋼板の先に三日月形の出っ張りがあるものが一番いいモデルです。手動の泡だて器やスライサー、製粉機など。

 

20. 消火器!特に暖房や調理に薪を使う暖炉を使ったり、あるいは照明のためにろうそくやオイルランプを使う場合は消火器は必需品です。廊下や寝室、リビングなどに火災検知器を設置しておきましょう!

 

21. 防寒用の下着、温かい衣類、ウールの靴下、ウールや防寒素材の手袋、ビーニー帽子など。暖炉があっても、24時間を通して暖かいわけではありません。非常事態に風邪をひく余裕はありませんから!

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22. 冬用の布団。シープスキンは他に類のないラグマットにで、リウマチになるのを防ぎます。

 

23. 良質で耐久性のある、防水加工のされた冬用ブーツ。靴底の厚さと断熱性能は絶対に必要です。ブーツの上部にファーがついていたとしても、靴底が薄いと足が冷えたり凍傷になることも。

 

24. 殺虫剤、ネズミの罠など。どれだけ備蓄品があっても、食べ物を守る手段がないとすぐに使い物にならなくなります。

 

25. メガネのスペア。医薬品。

 

26. 自転車。燃料がしばらく手に入らない場合、徒歩よりも自転車があれば移動がずっと楽になります。さらに部品のスペアやタイヤの修理キットもあるとよいでしょう。

 

27. サラダや野菜、ハーブなどの種や栽培セット。Seedfastのものを選び、ハイブリッド混合種は避けましょう。

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28. seedfastの種子は一代限りの収穫が可能で、次にはまた新しい種子を植える必要があります。ターミネータ種子からは美しい植物が一度だけ生えてきますが、その後の繁殖力はありません。

 

29. ベランダや窓ぎわ、庭で植物の栽培をするための道具。

 

30. 食用可能な野生の植物の図鑑。

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(翻訳終了)

 

 

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【コメント】

日本での一般的な「非常時対策」の情報は、あくまでも行政による救助があるまでの短期間を想定したものが多いのですが、最近の世界動向を見ていると、将来が不透明で何が起こるかわからないような状況ですので長期戦にも備えるためのヒントを翻訳してみました。

 

27番の種子について、SeedFastというものが何なのかわかりませんでしたが、個人の好みに合わせて備えてください。(もしご存知の方がいらしたら教えてください)早どり種ではないかとも思いますが。。。

 

こちらに記載はありませんが、キャンプ用などの小型のソーラー発電機などもあると非常に便利ですね。

 

うちでは「一つでいろいろな使い方のできるもの」も場所を取らないですし、健康面・環境面・経済面でもよいものが多いので常備しています。

 

例えば重曹、ココナッツオイル、レモン果汁、ラベンダーオイル、クエン酸、海塩、アップルサイダービネガー、ガーゼ、グリセリンなどがあって使い方を知っていたら掃除から傷の消毒、歯磨きや洗顔、イオン飲料(脱水症状を起こした時に便利)を作ったり、簡単な薬替わりになるなど無限の使い方ができるのでお勧めです。

 

もちろん大事がないのが一番ですが備えあれば憂いなしですし、普段の生活を見直すチャンスにもなりますので、気になる方はご一考ください♪

 

 

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