不良は、殴り合って出来た打撲痕や裂傷を。
それぞれの生きて来た過程で生じた「傷跡」を、ある時は自戒の念を込めて、ある時は自慢気に、人に見せたり語ったりする。
身体的な事を言えば、勿論、傷は作らない方が良い。
傷跡が残れば、見た目も悪い。
しかし、何故傷が出来たか、によっては、当人にとってその「傷跡」は、自らの生き様を刻み込んである「大切な傷」だったりもする。
そして、その傷は、時に「誇り」であったり「反面教師」だったり、様々な顔を見せながら、死ぬまで続く旅の良き相棒になって行く。。。
自分の今までを振り返って、どれだけの傷跡があるかと、体も心もグルっと見回すと、大した傷は無い様にも見えるし、見えない場所に意外に大きな傷がある様に感じたりもする。
まぁ、そもそも人に誇れる様な傷を持っているとは思っていないけれど、40代の最初の一年は、そんな事を沢山考え、確認する一年になりました。
今日からまた新たな一歩。
沢山の傷が出来て良い。
もう見た目を気にする歳じゃない。笑
精一杯、楽しく、厳しく、緩く、泣いて、笑って、優しく、強く、感謝を忘れず。
今後とも、和乃弦をよろしくお願い致します。
◇和乃弦◇