※メモみたいなものなので( ತಎತ)
「2015年国内シーン別チェックすべき感じのなんやかんやをだらだら」「2015年シーン別トレンド(途中経過)」の続編みたいな感じでまとめてみました。情報量が多くなってしまったので、とりあえずトレンド押さえときたい人は// DEAR SILENCE //のプレイリストをぜひ。
■EYESCREAM「A Great day in SHIBUYA」
EYESCREAMの特集「20代がつくる新しい音楽」は後々語り継がれることになりそうです。数年後の国内音楽シーンを引っ張っていく才能が集まっているので、見たことのない名前があればぜひ。
D.A.N.、ルルルルズ、Paellas、角舘健悟(Yogee New Waves)、オカモトレイジ(OKAMOTO'S)、城戸あき子(CICADA)、Never Young Beach、Your Romance、SANABAGUN、DATS、コムアイ(水曜日のカンパネラ)、Vampillia、Tokyo Recordings、Suchmos、Lucky Tapes、BOMI、George Givvn(LowPass)、片平里菜、桐嶋ノドカ、KANDYTOWN。
■Hip Hop
全世界的に盛り上がっているヒップホップバンドも、その中心となるDonnie Trumpet & The Social Experiment「Surf」のリリースとともに一段落ついたかなと。バンド繋がりでいうとiNDEEDFACE(DJ Burn One)辺りを中心にサイケデリックなサウンドが増えてきてる印象。A$AP Rockyもサイケに影響受けたと公言していますしね。海外の注目ラッパーはVince Staples、Raury、Fetty Wap、TinkなどをピックアップしたXXLの記事が素晴らしかったのでそちらをぜひ。
国内はMatoやNEW KID'N PLAYなど直輸入なラッパーが話題になったり、GOMESSがバンドでのリリースを予定していたりというトピックスはありますが、今はフィメールラップの時代かなと。ヒップホップアイドル含め個性豊かなユニットが続々出てきてて過去最高の盛り上がりだと思います。水曜日のカンパネラ、校庭カメラガール、イミシン?、chelmico、あっこゴリラなどなど。フィメールラップについては近々まとめ記事を書こうかと思ってます。
■Electronic / Internet
ここのカテゴライズなのか微妙なところですが、術ノ穴からデビューしたベースミュージックバンドDALLJUB STEP CLUBがロックシーンも巻き込んで話題に。ネットレーベルは以前ほどの盛り上がりはありませんが、今はTREKKIE TRAXの時代かなという感じです。国内ではフューチャーベースとJuke/Footworkが盛り上がっててディープハウスとかはイマイチなのかなという印象。
賛否ありますが、三代目 J Soul Brothersが「J.S.B.DREAM」でTwerkやって「Summer Madness」でAfrojackを迎えたり、安室奈美恵がPC MusicのSophieを迎えてバブルガム・ベースやったりと金に物を言わせてる感じめっちゃ好きです。個人的にここら辺は知識が浅いので、まとめ記事の「2015年上半期のクラブミュージックをまとめるぜ!」をぜひ。
■Indie Rock / Indie Pop
メロディック経由インディロックなバンドがかなり盛り上がっています。NOT WONK、SUMMERMAN、fallsなどなど。特にcar10、NOT WONKに続きSEVENTEEN AGAiNも加入したKiliKiliVillaは絶好調。THE FULL TEENZとかTeen Runningsとかも入りそう。Ykiki Beatも待望のアルバムをリリースし、インディポップ女子OLD LACY BEDもリリースとさらにオーバーグラウンドに波及していきそうです。
その他の注目レーベルとしてはCassette Tapes Clubシリーズも好調なMiles Apartと、久しぶりにインディポップ回帰した+Ano(t)raks辺りですかね。特に+Ano(t)raksコンピに参加しているMARQUEE BEACH CLUBは要注目。
■Melodic Punk / Japanese Rock
昨年のWANIMAに続き04 Limited Sazabysが本格的にブレイク。アルバムも素晴らしい内容でした。細美武士がMONOEYESを結成し、謎のバンドMOTHBALLがデビューしたりと懐かしきメロディックサウンドの波が来てますね。
メロディックシーン寄りの活動の多かったMy Hair is BadやARTIFACT OF INSTANTもより幅広い層へと届き、何よりbachoの初フルアルバムのインパクトは大きかったですね。前述したSEVENTEEN AGAiN含めメロディック経由の日本語ロックが今度こそはブームになるかなと予感させます。
■Post Hardcore / Pop Punk
引き続きNu-MetalcoreとMelodic Metalcoreが強いかなと。Nu-Metalcoreに関してはJFRやんちさんがまとめた「Nu-Metalcoreのすゝめ」をぜひ。Melodic Metalcoreに関してはBURNING DOWN ALASKAやTo Releaseなど良いリリースが続いていましたが、Elephantisの解散は本当に残念でした。話逸れるけどERRA初来日本当にありがとうございます。
国内はさらに頭打ち感がすごいですが、シンプルにサウンドの良さであれば今はNOCTURNAL BLOODLUSTが頭抜けてますね。Pop Punk界隈だとThe Story So FarやNeck Deepのリリースで勢いづくMelodic Pop Punkを、All Found Bright LightsやLourが国内でいち早く取り入れていました。FIVE NEW OLDがシティポップ路線へ変更したのはめっちゃ笑いましたけど個人的にはありです。
■アイドル
最近書いた「ポストリキッドレベル」なグループが大活躍。新たなヒップホップアイドルを提示した校庭カメラガール、完全にAviciiでプチ炎上中のSTEREO JAPAN、箱レコォズからリリースが決まったじゅじゅなどなど。
そしてオマージュ文化の衰退。○○アイドルというだけでは話題にならなくなってきたので、ルーツは残しながらオリジナリティを突き詰めたグループが増えてきました。特にラウドやエレクトロではないロック系アイドルの増加が顕著です。フジロッカーをターゲットにしたHauptharmonie、ハイスイノナサ照井によるポストロック/エレクトロニカ的なsora tob sakana、toeをイメージしているというamiina、以前より話題のプログレッシブな3776などなど。
アイドルではないんですが、最近女性SSWがものすごくアツいですね。藤原さくら、平賀さち枝、辻林美穂、沖ちづるなどちゃんと追いきれてないんですが、これも出来たらまとめ記事を書きたいなと思ってます。
ざっくりだとこんな感じです。スーパー長い。