Rotten Apple的女性シンガーソングライター20選 | Rotten Apple

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最近個性豊かな女性シンガーソングライターが続々と出てきていて、これ結構みんな気づいてないんちゃうかなと思ったら "ギタ女" なる言葉がとっくに流行ってたみたいですねすみません。miwa大原櫻子植田真梨恵片平里菜などが人気みたいですが、ギタ女に限らず個人的に要チェックかなと思う広義での女性SSWを20人セレクトしてみました。
特にトレンド云々とか次はこれが来るとかはないんですけど、わりと数聞いたのでその中から適当にカテゴライズしてセレクトしてます。知名度や活動歴にばらつきがありますがご愛敬。例のごとく画像クリックしたら動画に飛びますのでぜひ。



■藤原さくら


レペゼン吉塚の和製ノラ・ジョーンズことさくらちゃん。見た目からは想像できない天性のスモーキーな歌声が、ブルージーなサウンドからポップチューンまで幅広くマッチして聞く人の耳を引き寄せます。今や売れっ子ですね。



■酸欠少女さユり


こちらも福岡出身の新星ほろ病みSSW。ストリートとインターネットを漂う2.5次元パラレル感と、ボカロP以降を感じさせるサウンドが癖になります。「ちょこれいと」がその極みですね。福岡は前述した藤原さくら含め黒木渚YUIも輩出していますし、女性SSWが多い土地柄なのかもしれませんね。



■カノエラナ


前髪ななめな "カノエカット" がトレードマークな唐津っ子。浅野尚志による全面プロデュースで、新世代を担うロックポップアイコンとしてプッシュされています。唐津弁を混ぜつつ力強く歌われる自己紹介ソング「カノエラナです。」が痛快ですね。



■Rei


兵庫県出身のシンガー/ギタリスト。幼少期をNYで過ごしてブルースに出会ったという経歴の通り、ブルージーな歌声とアグレッシブなギタープレイが痛快です。今年2月にペトロールズ長岡亮介をプロデュースに迎えたミニアルバムをリリース、11月にはセルフプロデュースでミニアルバムをリリースとそちらも楽しみですね。



■玉手初美


"椎名林檎のやばさ、大森靖子のやばさ、BiSのやばさ、後藤まり子のやばさ、そのすべてを内包した衝撃の17才"……って煽り文句は流石に持ち上げすぎですが、それらを引き合いに出したくなるほどの逸材です。自ら制御できない衝動をすべてぶち込んだような歌声は一度聞くと忘れられませんね。ドラマーのオータコージバックアップによるライブは映像で観ただけでもやばいです。



■reddam


吉田ヨウヘイgroupOK?NO!! (今年解散) のボーカルとしても知られている彼女。2013年末にリリースされたソロアルバム「Nighthawk is Singing 1​.​2​.​3​.​4」はサウンド面と綺麗な描写の歌詞ともに素晴らしいアルバムでした。吉田ヨウヘイgroupがかなり人気出てしまいましたが並行してソロも期待したいところです。



■アサミサエ


Wiennersのボーカル/キーボードとしても知られている、ノスタルジック&オルタナなピアノ女子。あえてトレンドを取り入れて彼女なりのピアノポップに仕上げるポップセンスが素晴らしいですね。ここ最近のシングルはCMソングに使われていてもおかしくないような爽やかなポップチューンに仕上がっていてわりとどかーんと売れちゃうんじゃないかと思ったりもします。



■辻林美穂


静岡出身のtsvaciこと辻林美穂。悠木碧への楽曲提供やTomgggとのコラボなど多方面で活動していますが、Ano(t)raksのコンピ「Light Waves」や檸檬とのコラボであったり、Ikkubaru来日ツアーに参加したりとシティポップ界隈での活動が目立ちます。そろそろまとまったアルバムも期待したいところですね。



■吉澤嘉代子


埼玉出身の妄想系女子シンガー。いわゆるニューミュージックテイストのあるラブリーなレトロポップソングが耳に残ります。魔女になるための修行をしていた過去を持っていたりとパンチがあるキャラも魅力的ですね。自身もネタにしていますがSTAP細胞の人に似てます。



■真友ジーン


慶応義塾大学在学のDIYシンガーソングライター。ソロだけではなく真友ジーンBANDや映像やタブロイドマガジンの発行までDIY精神で手掛けるマルチアーティスト。個人的にはMarginal Rec.からリリースされたHerokkinとのフューチャーハウスなEP「What's eating you?」で彼女の名前を知ったのでR&Bシンガーかと思ってました。



■annie the clumsy


西寺郷太 (NONA REEVES) 主宰GOTOWN RECORDS所属、ギタ女ならぬウクレレ女子アニー・ザ・クラムジー。ハスキーな低音ボイスでしっとりとしがちなところをウクレレの音が陽気な気分にさせてくれます。最近ではBoys Ageとコラボしていたり、ミスiD2015セミファイナリストに選出されていたりと幅広く活動中。



■Maika Leboutet


日仏ハーフな宅録女子マイカ・ルブテ。アナログシンセの音色と、ふわふわとした歌声からなる懐かしいメロディが混ざることで新しい電子ポップを作り上げています。オルタナティブポップユニットEAのボーカルとしても活動しています。



■ラブリーサマーちゃん


インターネット発新世代ポップアイコン ラブサマちゃん。For Tracy Hydeの元ボーカルで、tofubeats「ディスコの神様」にゲストボーカル参加していたことでも知られていますね。宇宙ネコ子芳川よしのとのコラボなど外活動も活発。Twitterでの自由奔放な発言がどうしても話題になりますが、透明感ある歌声とソングライティング技術は次世代SSWを代表する逸材です。



■ボンジュール鈴木


ニコニコ動画への投稿をきっかけとして一気にメジャーへと駆け上がった宅録女子。ユリ熊嵐のOP「あの森で待ってる」でも知られていますね。ウィスパーボイスが特徴的なフレンチポップで、ライブでも顔にベールをかけていたりする2.5次元感が独自の世界観を増幅させています。耳を疑うようなネーミングセンスもありなのかもしれない。



■なの小夕子


ゴミ箱生まれ、押し入れ育ち天国建設をテーマに活動中のSSW。中学からアイドル活動を始め、おやすみホログラムの初期メンバーとしても知られている彼女。打ち込みビートの上にラップ調のボーカルを乗せたり、ギターの上で気だるそうに歌ったりといろいろな顔を見せてくれます。ビッグマウスなところや黒歴史感あるキャラクター含め目が離せないことは確かです。



■珠麟


元グラビアアイドルの日南響子と言った方がわかるかもしれないですね。タレント業を辞めて音楽の道へと入った彼女はいつのまにか作詞作曲やアートワークまで手掛けるマルチアーティストになっていました。艶やかな昭和歌謡を歌い上げる表現力は前歴が不要なほどです。彼女のように様々な経歴を持ちつつアーティストとアイドルの中間地点で活動するSSWも増えてきているので、吉河順央SAWA結城リナ辺りもぜひ。



■沖ちづる



東京都出身のフォークシンガー。「」がドラマに使用されたことでも話題になりました。シンプルなギターの上に乗った、震えながら力強く響くような歌声。都会の中で必死に生き抜いている姿を落とし込んだ歌は、飾らない言葉であっても刺さってしまう不思議な魅力があります。



■平賀さち枝


岩手県出身のフォークシンガー。フォークリバイバルという言葉とともに語られているので説明不要な感じもありますが、フォーク/歌謡曲を彷彿とさせるウェットな質感の歌声がさわやかな春風を思わせて本当に素晴らしいです。Homecomingsとの「白い光の朝に」は2014年を代表する一曲でした。



■ヒグチアイ



長野県出身のピアノ弾き語りシンガー。彼女に関しては「まっすぐ」が好きすぎて、綺麗なピアノの上に優しく乗せていく歌声に一瞬で心奪われたのを覚えています。弾き語りだけではなくバンド形式でも活動していてその力強い歌声が存分に活かされていますね。



■寺尾紗穂


色んなところへ脱線しましたが最後は彼女。個人的に女性SSWを漁り始めたきっかけは寺尾紗穂でした。美しいピアノと芯がありつつも儚げな歌声の現代至高のSSW。ライブでは路上生活者のパフォーマーが音に合わせて踊るという不思議な空気に包まれます。今年リリースされた「楕円の夢」は本当に素晴らしいアルバムなのでぜひ。



■その他(せっかくなので名前だけでも載せておきます)

AZUMA HITOMI
Eiko Hara
healah
Neat's
NIKIIE
Rihwa
Saku
YeYe
あいみょん
おおたえみり
おかもとえみ
しずくだうみ
ななみ
はるのまい
オガワマユ
タグチハナ
チヂマツミキ
ハッカドロップス
ワタナベマユ
井手綾香
大滝カヨ
楠橋かおり
古賀小由実
小南泰葉
里咲りさ
白波多カミン
杉恵ゆりか
中村佳穂
南壽あさ子
新山詩織
日食なつこ
日向文
丸本莉子
見田村千晴
三柏スイ
山崎あおい