家にいる時は、だいたい音楽がかかっている。
聴くというよりも、音楽が流れていると言った方がいい。(主にジャズ)
ロッキーランボーも慣れっこで、心地よさそうにしている。
ところが、必ずと言っていいほど反応する曲がある。
「Enya」の「Orinoco Flow」だ。
イントロの独特のリズムに、2頭激しく反応する。吠えることはないが、興奮している。(;^_^A
耳の動きからして、すごく興味を抱いているのがわかる。
音楽が独特だからなのかなあ。それとも犬が反応する、何かがあるのか。
どうでもいいことなのだけど、この曲が流れると、毎度同じ反応なので不思議に思う。
ひとしきり反応した後、各々好きな場所でリラックス。そして寝る。
先代ロッキーランボーもそうだった。何なんだろ。
逆に、それがかかったら、即、寝落ち・・・というものもある。
シンギングボウル(チベット密教で使われる法具)を扱ったサウンド。(「Harmonic in the Lights])
ヨガやストレッチ、メディテーションする時にかけることが多いが、
響きが独特で、音が鳴り出すと、一瞬「ん?」と2頭同時に頭を上げ、そのまま瞼が重くなり、
舟を漕ぐ(犬も船漕ぐんだなあ)・・・そして・・・
まるで催眠術にかかったみたいに、だ。
CDジャケットを見ると「運転中など、眠気を催すと危険な状況では聴かないでください。」とある。
5月というのに連日の真夏日。
うちには冷房がない。真夏でも扇風機と自然の風、そして明珍火箸の風鈴のみで涼をとる。
先代のロとラは、日に何度も裏の川で泳ぎ、その度に水道の水で洗って、拭きあげ、
濡れた身体から、水分が蒸発する気化熱を利用して涼をとっていた。
そして夏の昼下がり、リラクゼーション的な音楽の中で、眠りに落ちる。
庭から川に抜ける風(夕方から夜は川上からの風)でだいぶ涼しい。熱帯夜は一度もない。
庭にどんどん落葉樹を植えているのは、風には木陰を通ってきてもらいたいからだ。
冬になれば、葉は落ちて陽当たりもいい。
今、こうしている間も2頭は熟睡。
犬たちが音楽を聴いてリラックスしている、というよりも、
音楽を聴きながらママがリラックスしているのを感じとって安心しているのかな、とも思う。
いずれにしても、悪くない・・・いい時間である。