洗濯物も気持ちよさそうに風に揺れ、
犬用クッションも日光浴。
何となく犬くさかった座布団も干す!(綿出し座布団も)
ぱあっと晴れたのはお昼くらいから。
朝のうちは曇空だった。
今朝は夫が早く出勤と言うことで、4時半起床。
気持ちよく起きられる。低気圧が離れていっているのがわかる。小鳥のさえずりも違うのだ。
娘の登校と同時に、ロッキーランボーと待ってましたと散歩へ。
雨続きで行かなかった方へ向かう。気になる兄弟がいるんだ。
山の方へてくてく。まだ路面がぬれている。
久しぶりの散歩で、2頭は浮かれ気味。いきなり糸トンボに向かってジャンピングキャッチ!
いつもだったら 「オイ!コラッ!」
ってところも、何も言わずにくるっと反対方向へ歩いたり、横へ歩いたり、ジグザグ歩いたりして
いつものペースに戻る。雲の切れ間から青空ものぞいていたりで気持ちがいい。( ̄ー ̄)
さあて、と。兄弟は元気でいるだろうか。
資材置き場に兄弟2匹。
兄弟ここで暮らしている。
たぶん春先に捨てられた2匹の子猫。
4月頃だったかな、ロキラボと散歩していたら、「ミュウミュウ…」とほわほわした小さいヤツラが
急にどこからか出てきて、こっちへ寄ってきた時は焦った。
興奮するロキラボ(特にロッキー)を引きずるようにして引き返したことがある。
それ以来そっちには行かないようにしていたが、しばらくして、散歩らしい散歩になってきたことだし、
こっちへもまた行くようになった。
兄弟は大きくなっていた。資材置き場には餌と水のボウルが置いてある。
毎朝夕に誰か(数人)が餌をやっているらしかった。2匹の去勢手術も済んでいると聞いた。
はじめは資材置き場が近づいてくると、匂いでわかるのか、まずロッキーの体がぴっとこわばった。
耳や尻尾云々よりも前に、緊張が体を走るような雰囲気がわかるので、軽くコレクションを入れる。
そしてリードをさらに緩ませた。ロッキーこっちを見上げる。→ ママ、ニカーッ!と笑う( ̄▽ ̄)
ロッキーが落ち着けばランボーはそれにならえで落ち着いている。
屋根があるので雨風しのげるな。
兄弟!おはよう!
はじめのうちは、画像向かって左のアメショーのような毛の方が、4~5メートルのところまで寄ってきて
背を丸めて「フウゥゥッ!!」「シャアァァッ!」と威嚇してきた。
ロッキーランボーと言えば吠えるでも唸るでもなかったが、興味深々。
「ごはん食べたかー」「元気でいろよー」と声をかけて、散歩続行。
そしていつの間にか威嚇しなくなった。かといって寄って来ることもない。子猫の頃のすがるような
人懐っこさはもうない。
最近は声をかける時に、ロッキーランボーを伏せさせる。すると猫も途端にリラックスする。
伏せて待つふたり
なにやってんだろな~うまいもんあるのかな。
雨でしばらく来なかったけど、変わりないみたいだ。先を行こう。
雨降りの中、猪が派手にやったらしい。
道路に砂利や石ころがいっぱい落ちている。土手沿いにほっくりかえした跡がある。
今の時期は土の中のミミズをよく食べるんだ。
水が飲めるぞ。
沢水が引いてある。雨が降り続いたから水量が多い。
一番上の沢水のあるところで水を飲んで、さあ帰ろう。
帰り道。さっきの資材置き場が近づいてきた。
よく会うおじさんがゆっくりと登ってくる。左半身が少し不自由で、リハビリのため歩いているのだ。
言語もまだ少し不自由だが、犬のことや兄弟猫の話をすることもある。
あれ?おじさんの後ろに何かいる!?
ありゃ!兄弟たちじゃんかー( ̄□ ̄;)
おじさんも餌をやる人の一人らしく、猫も馴れていてついて来るらしい。
さあ、この状況、どーするよ!
まず、猫に気が付いたロッキー、興奮する前にガチャ缶で追いこんでスペース奪う。
リードは弛ませ2頭を後ろに歩かせながらもっとゆっくり歩いていく。
耳が上がったり尻尾が上がったりしたら、「NO!」。おじさんとすれ違うところで伏せさせた。
おじさんを慌てさせちゃいかん。「おじさん、大丈夫だからね。ゆっくり慌てないでね。」と声をかける。
「一緒に散歩したいらしくてついてきちゃったんだよ。」とおじさん。そりゃかわいいよなー。(^-^)
アメショー毛の方が道の真ん中に立ちはだかっている。
もう片方はおじさんについて歩いて行く。
どうやら一方の一回り小さい薄墨色の毛の方を守っているみたいだ。
前に立ちはだかりながら、背を丸めて威嚇している。
「フウゥゥッ!」と言ったので、すかさず「NO!」と言ってしまった。(^▽^;)
そしたら「シャアァァッ!」と言ってきた!またまた「NO!」と言う。
ロッキーランボーは伏せている。
しかし、よく見ると脚が横に流れておらず、いつでもぶっこみOKな体勢。
カチッといれて「ちゃんとフセ。」と言うと、足を崩した。えらいぞ
そして、猫に目を遣りじっと見つめて、ゆっくりと気合を込めて一言 「どいて。」
猫はどいた。端によってこちらが通り過ぎるまで動かなかった。
「通るだけだよ。なんにもしない。またな~」と言って通り過ぎる。
ロッキーランボーも猫を見つつも普通に通ることができた。( ̄▽ ̄)=3
別に無言で歩いたっていいものを、ついつい言葉をかけてしまうのはなんだろう。癖だなあ。
きっと自分の意識の中で、ロッキーランボーに
「ほら、なんてことないだろう?安心してついてこい。」
って伝えているのかも、とも思った。
満足して昼寝。