ああ~あ・・・


どうしようかねえ・・・


ここだけ削るかな・・・

                        こっそり見ているのは誰だ?


夫が作ったヒノキの座卓。

16年の年月で、程よい艶と深みのある風合いに育った。それがこんなんなっちゃった。

毎度同じようなケース・・・成長しないのは私だ(^_^;)


ある日のこと、朝からせっせと動けばいいものを、ダラッと過ごしてしまい、

気が付くと、自治会館での子育て支援ルームの「おはなしの時間」が迫っていた。

午後はヨガ、夜はPTAの会議だ。

朝のうちにランボーロッキーとさっさと散歩に出ればよいものを、出そびれてしまった。

まあ、それはそれで仕方ない。そんな日もある。

で、「おはなしの時間」終わったらすぐ散歩、というところをスタッフの人と話が長引いてしまう。

家に戻ったらお昼少し前。軽く昼食をとってヨガへ行きたいところだが、散歩に行ってやらねば。

でも時間があまりない、散歩は無理。

ならばと原っぱでフリスビーで遊ぶ。さんざん走って終了。

出かける準備をする。いつもならロッキーが自分からさっさとハウスし、出かける時に

「ランボー、ハウス。」でランボーが加わり留守番、となるがハウスしてないな。

出かける時になり「ランボー、ロッキー、ハウス。」一瞬立ち上がろうとしたが、

2頭床に寝そべったまま上目遣いでこっちを見る。

もう一度声かければ絶対にハウスする。


しかし、入りたくないのか?そうかあ・・・不完全燃焼だよな~

(お伺い立てて、同情してどうするっ!汗)

「散歩できなかったから、せめてフリーで留守番させてやろうか・・・」

なんて「罪ほろぼし」の感情がもっくりと・・・(^_^;) 


座卓の上には何も置かず、ゴミ箱やらは撤去した。

娘も部活のない日だから、早く帰ってくるはずと思ったら生徒会がなんちゃらで遅かったらしい。


帰ってきたら娘が外デッキから叫ぶ。

「ママ~!大変だ。すごいことになってる!私も今帰ってきたのー」

何やらかした?何か食ったか?と一抹の不安と、妙なワクワク感で居間に入ったら

部屋がヒノキのいい香りである・・・フィトンチッドだ~と一瞬うっとり。

 

                   暇だったからテーブルゴリゴリと噛みました。

                          ごめんよ。byランボー
座卓の下には木屑いっぱい。

ランボーロッキー、自らゲージにいる。

「ランボー、ロッキー、おいで!」ドスきいた声で呼ぶ。しぶしぶだがすぐに来る。

2頭のお口確認。ロッキーの口開けてにおいを嗅ぐ、においしない。

ランボーの口開けた途端、ヒノキのいい香り。おまえかあ~( ̄▽ ̄)

セミナーでMasumiさんに質問したことを思い出す・・・

「こそこそやるな。私の目の前でやってみろ。」

齧ったところへ来させ、「噛んでみな?いいよ?ママの前でカジカジしてみな!」

ランボー、齧った角を見ない。ごめんよごめんよ~と伏せる。

木屑を握って、ランボーの口の前へ「ほれ、どうぞ?」近づけた。顔をそむけて仰向けだ。


たった15分、20分でも、質の良い散歩だったら2頭満足する、という手ごたえを何度も感じていて

十分わかってる。

堂々と淡々とハウスさせ、いつも通りに留守番させればよいものを・・・

時に自分に余裕がないってこういうことだ。

同情、罪ほろぼしの気持ちはラボロキにとってもありがた迷惑なのであった。ママ反省である。


                   そして次の日、たっぷり森をあるいたとさ!

                           気持ちがよかった!