森に行きたい。

まる一日森の中で過ごしたい。


仰向けに寝転んで風にそよぐ木々の葉を見ていたい・・・


しばしば現実逃避。
                           もう逃げられない。

                     居間の食器棚一台分。途方に暮れる。

                     空っぽの食器棚。台所へ移動する。

                  台所の食器棚(昔古道具屋で買った)は処分だ。

                    台所の食器棚からも物を出す!

                       下段の物だけでこんなに・・・


日曜日。妹たちを迎えに行く予定が、急きょキャンセル・・・

しかし、当日組に参加できる時間はない。ということで前触れもなく始めてしまった。


自分の中で、ずっと懸案事項だった。

母は25年前に他界し、「物を取りあえず大事に取って置く母」が整えていた実家に

父と3人で暮らして数年、娘二人が結婚。その後、父がずっと暮らし続けた家。

その父が4年前に他界した。

その際、実家の片付けに本当の意味で初めて向き合う。45年分の物の多さといったら・・・

業者に入ってもらったが、選別して取りあえずうちに持ってきた物や

妹の荷物などがうちに来てから数年。


物を手放して身の丈に合ったシンプルな暮らしをしたいと思いつつ・・・


捨てる。手放す。

必要最小限のもので暮らす。


いずれはそうする。でも今のライフスタイルにはまだハードルが高い。


なので、台所に移動した食器棚1台分の食器を持つ。器、調理器具を大幅に処分することがテーマだ。

やりだしたら、結局、居間と台所の模様替え兼、大片付けになってしまった・・・

午前中から初めて、取りあえず終わったのが夜の11時過ぎ。

それから1週間、まだちょこちょこと続いているが、ずいぶんと片付いた。

                    処分するものをまとめるだけでも一仕事。


                食器棚がなくなっただけで、部屋の空気がちがう・・・


もくもくと片付けて、掃除をして、を繰り返していると、

「日本の穢れ清めの行事は、新しい自分に生まれ変わる知恵」というフレーズが頭に浮かんだ。

モノを捨てたいと思っているなら、思ってるだけじゃなくてやってみる。

「それでも捨てられない」という自分に気づいてもいい、と思ったらあら不思議。

五十肩の左肩の可動域がいきなり拡がっている。ずいぶん上に、すっと腕が上がる。

滞っていたものが流れ、よい気が入ってきた、とはこういうことか?^^;

                          私を突き動かした2冊。


                  ほっかむりしただけで、ちっとも役に立たない犬。

      

いやいや・・・文句言わず要求せず、ただそこにいてくれただけで感謝感謝!

ありがとさん!