【フードクターもちゆかと学ぶ!日本酒1年生 勉強編VOL43 元旦のお屠蘇(とそ) 】
こんばんは!毎週月曜日にお送りしております!
日本酒一年生の時間です。
前回のテーマは「日本酒が出来るまで⑩火入れ・瓶詰め」でしたが、
今日のテーマは「元旦のお屠蘇(とそ)」です。(*^^)v
私は忘れやすいので…
何回でもおさらいしましょう。
先ず、日本酒は、特定名称酒の8種と普通酒を合わせた。
9種に分類されます。
特定名称酒の分類は、
●純米酒系
●本醸造系
●吟醸酒系
の3種類に分けられることは、
勉強編 VOL2 でお伝えいたしましたが、
http://ameblo.jp/womens-nihonshu/entry-11473628183.html
更に精米歩合は製造方法により、
吟醸酒系の場合は、「大」
純米系と本醸造系は「特別」がつくかどうかで
種類が異なってきます。
●純米酒系とは、
醸造アルコールが、添加されていない日本酒(^^)
●本醸造系とは、
醸造アルコールが、添加されている日本酒(^^)
●吟醸酒系とは、
吟醸造りで造られた日本酒です(^^)
※醸造アルコールに関しては、前回のこちらの記事をご覧ください。
http://ameblo.jp/womens-nihonshu/page-2.html
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本日のテーマは「 元旦のお屠蘇(とそ)」
2013年も本日を含めあと、2日。
お正月には、日本酒がよく合いますね!(*^_^*)
お正月×日本酒といえば、
「お屠蘇(とそ)」という言葉をよく聞きますが、
これってなんだろう。
そんな疑問があったので、今日はこのテーマを
学びたいと思います!
「お屠蘇」とは、酒やみりんで生薬を浸け込んだ一種の薬草酒。
正式には屠蘇延命散と言うそうです。
「前年の邪気を払い延命を願い、心身ともに改まる」
そのような意味を込めて頂くお正月の薬酒です。
「屠蘇」と難しい漢字を書くのにも意味があるそうで、
「屠」は「屠(ほふ)る」
「蘇」は「病をもたらす鬼」という意味で、すなわち鬼退治。
あるいは
「屠」は「邪気を払う」
「蘇」は「魂を目覚め蘇らせる」という意味にとるなど、
微妙に違う解釈がいくつかあるようです。
お正月にお屠蘇を飲む習慣は中国で始まったといわれているそう。
日本には平安時代に伝わり、
嵯峨天皇の頃に宮中の正月行事として始められ、
江戸時代には一般に広まったそうです。
「お屠蘇(とそ)」については、
たくさんネットでもでてくるので、
宜しければ今年のお正月チャレンジしてみてはいかがでしょうか??
(*^_^*)
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【日本酒一年生、1/6・1/13・1/20の月曜日はお休みです】
私都合で大変恐縮なのですが、
1/6・1/13・1/20 各月曜日
計三週分、「日本酒一年生ブログ」のお休みをいただきます。
1/27より、再開予定ですので
また遊びにいらして頂けましたら幸いでございます。
本年も誠にありがとうございました。
それでは皆様、良いお年をお過ごしくださいね!
また年明け、皆様にお会いできることを楽しみにしております!
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★宜しければ、前回までの記事も、
参考として読んでみて頂ければ幸いです(*^_^*)
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
ご質問などございましたら、
お気軽にコメント頂ければと思います。
【参考資料】
図書:「蔵元を知って味わう 日本酒辞典」
出版社 ナツメ社 監修:武者英三
サイト:「日本名門酒会公式サイト」
http://www.meimonshu.jp/index.php