バングラデシュも終盤に近づいて来ました。
この国の後は、インドとネパールです。
さて、今回なバングラデシュでの最後のビックイベントについてです。
ワールドビジョンのダッカ事務所。
ワールドビジョンビジョンとはアメリカ発で、教育や保険、災害支援などさまざまな分野で活躍している大規模な国際的なNGOです。
今からワールドビジョンのスタッフとともにダッカから車で6時間・船で1時間のカルマカンダという地域と小学校を訪問します。
経緯を説明させてもらうと…
僕は名古屋大学教育学部附属高校に所属しており、その中学受験をする際に株式会社フォークスが展開する「エスト個別教育」にてお世話になっていました。
この株式会社フォークスは、ワールドビジョンのチャイルドスポンサー制度によってカルマカンダ地域に住む「ソンコー」君のことを10年間にもわたって支援きてきており、今年がその10年目になります。
チャイルドスポンサー制度は、企業や個人が毎月お金を貧困地域の子どもたちに寄付するシステムです。
ワールドビジョンの事務所にて、セキュリティー説明や各種手続き。
別地域を訪問予定の韓国人団体もいらっしゃり、合同で手続きは行われました。ワールドビジョンの幅の広さを感じます。
そういうことで!
せっかくバングラデシュに来たので、足をのばしてカルマカンダ地域に行かせてもらうことにしました。
この日はカルマカンダ方面での地方都市・マイメンシンに移動をし、宿泊。
マイメンシンにはダッカから車で5時間くらいだったと思います。
翌朝に早起きをして出発。
車で2時間はかかったなー。
そこからは船で1時間の移動。
もはや海ですね。
乾季になったら本当に地面が見えるのかな?
でもバングラデシュこの大量の水のおかげで大変だけど、だから栄養が山間部から流れてくるので農業は肥料いらずの富んだ土を得ることができているとのこと。
この写真で分かるかな?
僕の憧れであるBRAC(ブログ記事はこちら)の船を発見!
中では教育支援をしてるそうです。
そんなかんやで、ソンコー君の家に到着‼︎
花束をいただき、温かく迎えてもらいました。
ソンコー君の両親との対面。
そして持ってきたお土産贈呈。
実は中学受験時代の6年前。
僕はソンコー君宛の手紙を書いていました。
内容は日本を紹介すること。
けれども先生のミスで発送されておらず、なんと今回、自分の手で6年前の手紙を渡すことに!?笑
きっと先生のミスは運命だったのでしょう。
ワールドビジョンスタッフの通訳により、ソンコー君や両親からいろいろなことをお聞きしました。
この正面には村人達が座っており、なぜか記者会見形式で交流が進められました。
ソンコー君は今はシェアルームで親元を離れて生活していること、家に電気水道ガスはないこと、外出は船が必要で大変なこと…
将来の夢はお医者さん
得意科目は化学
好きなスポーツはクリケット
好きなことは学校で友達と話すこと
株式会社フォークスに感謝してること
これからも手紙でやり取りすること
いろいろな話をしました。
そしてエスト個別教育のオリジナルグッズもプレゼントしました!
タオル、リストバンド、下敷き、ボールペン、キーホルダー…
素敵な出会いと時間をありがとう!
ソンコー君のご家族の皆さんもありがとうございました。
この報告を会社にすると、とても喜んでもらえたので訪問して非常に良かったと思っています。
この後…塾内で回収した文房具を小学校で配布するのですが…続きはまた明日‼︎