昨日、お客さんから最近質問があった、「輸入車には正規輸入車と並行輸入車があるよ」という内容のブログを書きました。
それをFacebookにリンクしたところ、輸入車(クルマ)を所有するクリエイターの方と、2輪業界、4輪業界の方からコメントを頂きました。
やっぱり関わる人にとっては大事な内容なんだな~と実感した、大分県大分市賀来北のヤマハオートバイ専門店YSP大分の営業うえしまです。
さて、輸入車についての話の続きを書きます。
今回は、「輸入車」と「逆輸入車」の違いって何?
なんですって?
「逆」輸入車って何?
と思う人も多いでしょうね。
というより、クルマにもバイクにも興味が無い人は間違いなく知らない(笑)
おおざっぱに説明すると、
「輸入車」・・・海外で生産された海外メーカーのバイク。
「逆輸入車」・・・自分の国(日本)で生産して、海外に送ってからもう一度送り返して販売するバイク。
えーと、最初の「輸入車」は、一般的に良く知られている「外車」ですね。
ヤマハやホンダのような、日本メーカーですが海外で企画、生産されたものもこれに含まれます。
しかし、「逆輸入車」は、日本で生産したのにわざわざ運んでおいて送り返すのです・・・不思議に思うでしょうね~
理由は、「日本国内専用で販売するには様々な規制を通して型式認定を取得する必要がある」のですが、逆輸入すると「基準(様々な規制)に当てはまらなくても販売できる」からです。
騒音規制や排気ガスの規制は、国内モデルも輸入車も違いがなく適用されます。
一番大きな違いは、平成20年頃に無くなった「最大馬力の自主規制」のためです。
馬力の自主規制があったころは、排気量ごとに「何馬力まで」という決まり?がありました。
ところが輸入車には自主規制が適用されないので、同じバイクなのに最大50~60馬力違ったりすることがあったんです。
自主規制を気にしなくていい輸入車を「フルパワー」と呼んでいました。
現在は馬力自主規制が無くなったので、そんな呼び方も聞かなくなりましたけどね・・・
同じバイクの国内モデルと海外モデルの違いはまだありますが、文章が長くなりました。
結構大切なことだな、と感じているので、この続きはまた書きます!
ではでは、今日もお読み頂きありがとうございました!