晩秋 | 原付魂 ~永遠のバイク小僧 スキマのブログ~ 

原付魂 ~永遠のバイク小僧 スキマのブログ~ 

バイクへの憧れ、バイクに乗り始めた時の情熱を何時までも忘れたくない…。
そんな気持ちを「原付魂」と勝手に命名しました(^。^;)
お金がない、時間もない、運転も上手くないし、メカに関する知識もない。それでもバイクに乗り続けるスキマのつぶやきです。

 
  急にぽっかりと予定のあいた休日。
秋の景色が見たくなって、チョイ乗りのつもりで
走り出しました。

4号バイパスは冷たく強い風が吹いていましたが、
陽が昇ってくれば、やがて暖かくなるのでは
ないかと思いいつつ、無用心にも北上してしまい
ました。

大型トラックの列と一緒に坦々と走り続けて
いたら、宇都宮まで渋滞なしで到着。
埼玉ならば何の問題もない軽装でしたが、
やはりちょっと寒い。街道沿いの温度計は7度。
鞄の中から冬用の手袋を出して取り替えて
みます。ちょっとはましになったような…。

ここまで来たならばせっかくですから日光に
登ってみたくなり、いろは坂を目指します。
まだ朝が早いせいか、それほどの混みようではなく、
杉並木を進んでいきます。
 
強風が吹いたせいでしょうか、杉の落ち葉が路肩にどっさり
と落ちていて、沿道の商店の人たちがスコップで雪かきの
ように落ち葉を片付けている姿をみかけました。

 
日光の駅のあたりもそれほど混んでいるという
ほどではなく、いろは坂の手前まではスイスイと
来てしまいました。

いろは坂手前で有料道路と合流するあたりから
本格的な渋滞にはまりました。
寒さが気になっていたので、これ幸いに四輪と
一緒に止まって、しばらくひなたぼっこ。
日光に来たのは久しぶりですが、いつ訪れても
山の景色の美しさは素晴らしく、眺めていて
飽きません。

いろは坂にさしかかると渋滞していた車列も
ようやく流れ出したので、観光バスの後ろに
続いてしずしずと登っていきます。

明智平あたりからは寒さがさらに厳しくなって
きまして、うかつに軽装で来てしまったことに
改めて後悔してしまいました。
 
いろは坂を登りきり、華厳の滝に行きたかった
のですが、いかにしても寒すぎたので、以前
寄ったことのある中禅寺湖畔の喫茶店を
思い出してに滑り込んでしまいました。

喫茶スプーン
 http://tabelog.com/tochigi/A0903/A090301/9000974/
前回は夏場に来たので 暑くてかきごおりを食べた
のですが、今回は寒すぎてホットコーヒーで暖を
とらせてもらいました。
 
喫茶店の窓から見える中禅寺湖は冷たい風に
さらされて、さざ波がたっていました。
 
行きかう車の数はあっという間に増えてきました。
華厳の滝はあきらめて戦場ヶ原に向かう事に。
 
ここで、決断のとき。
このままでは寒さで風邪をひいてしまう可能性
高いので、日光にとどまる事を断念。
引き返すにも車の数が多い事から、金精峠
から群馬県側に進む事にしました。
 
奥日光から金精峠を目指します。
晩秋ならではの風景が広がります。
  
 
 
 
トンネルを抜けて群馬県に
 
 
群馬県片品村あたり。
標高が下がってきたせいか、先ほどまでの
厳しい寒さから開放されて、ほっと一息です。
 
もろこし街道も良い景色が続きました。
お昼近くになり、ちょっと腹ごしらえ。
片品村「みどり家」でお蕎麦。
http://tabelog.com/gunma/A1003/A100302/10012981/
 
 
 
あつあつの蕎麦湯がおなかにたまると
ようやくほっとしました。

このあと、鎌田の交差点で天気雨、尾瀬のほうには
黒い雨雲が見えていたので、赤城方面に向かうことに
しました。
 
南郷の曲がり家で休憩。
https://www.city.numata.gunma.jp/introduction/magariya.html
 
 
 
 
 古民家に癒されました。
 
赤城山北面をのんびりと走ります。
 
木立の中でちょっと休憩。
しんと静まりかえった中に枯れ葉が舞う音
だけが時々聞こえてきます。
秋を感じるひと時でした。
 
陽も傾きだしたので、また寒さの心配をしないうちに
帰ることに。 
次回はちゃんと着込んで走る事します。