ヒオが場面緘黙症と気付いた一昨年。
その時はヒオは不登園で、
幼稚園のお友達と話してるところを担任の先生は一度も見たことがないと言っていた。
お友達、誰もいないもん…と涙をこぼしてたヒオ。
何とかしなきゃ、ヒオが可哀想!!
そう思って本を読んだり情報収集しまくって、学んだこと。
まずは環境調整が大切だってこと。
場面緘黙症の子供が負担なく居心地よく暮らせるように、と。
なので私は幼稚園の先生に頼んだり付き添い登園して環境調整を頑張ったのだけど、なぜか逆効果。ヒオの出来ないことは増えていく一方…
その後、一般的に言われてる場面緘黙症のサポートの仕方は一切無視して、ヒオの自己肯定感を上げることだけを意識しました!
ヒオはみんなから愛されてるよ
ママはヒオの事大好きだよ
外では恥ずちゃん連れて色々してるヒオ、これってすごいことなんだよ✨→場面緘黙症である中生活してる事自体も凄いことって自己肯定感に繫がるように声掛けしました。
ヒオのこんなとこステキだな✨
ヒオはこんな力があるね!
そして1年以上経った今、ヒオは、
朝は幼稚園の門の前に着くと、振り返りもせずにタタタっと幼稚園の中に入っていくくらい幼稚園大好きです。
先生もびっくりするくらいどんどんヒオは変わって、仲良しのお友達だけでなく色んな子と楽しそうに大声出して話してる姿を見かけるようです!
これ、全部ヒオの自己肯定感が高まったことが要因だとしか考えられません!!
(もちろんとはいえ課題はまだまだありますが💦)
場面緘黙症の要因は子供によっても違うと思うので一概には言えませんが、
環境整備(子供の外側を変える)よりも、
自己肯定感を上げる(子供の内側を変える)ことに、もう少し支援者はフォーカスすべきなのでは、と私は思います。
場面緘黙症の根底にある不安や緊張。
これって自分に自信が付けば、小さくなりませんか??
いくら環境整備をしたって、あなたはこれは無理だから楽なこっちをしてて良いのよ、なんて言われたら、自信が更になくなり不安感も高まりますよね。
逆に、少しくらい失敗したって自分は皆に愛されて受け入れられるんだって自分に自信があれば、勇気を出して話してみようって思えますよね。
以上、私がずーーっと思ってたことを今日は少し書いてみました。