以前読んだ本に書かれててすごく納得した言葉✨
学校がツアー旅行だとしたら、
学校へ行かないのは自由旅行みたいなもの。
学校はね、学ぶものも体験するものも全部用意されていて、それをみんな同じ列車に乗って一斉に行っていく。
学校に行かないのは、その列車から下りるってこと。
不登校になった親子の多くは、
置いてかないでー!
あの列車に乗らなきゃ!
次の駅まで乗ってかなきゃ!
取り残されちゃう。
って思っちゃうから辛いんですよね。
でも、冷静になってみると、
列車から降りた子どもたちは
自分たちの意志で
どこへでも行ける。
列車が南へ向かっていたとしても、
東に行きたいなら東に行ける。
素敵な森があったらお散歩もできる。
森を心ゆくまで目一杯味わえる。
疲れたら休憩したっていい。
なんて自由なんだ✨
自由旅行だと、みんなに合わせなくて良いから
嫌いなことを我慢する力だけは
身につかないかもしれない。
でもその分、時間も自由もあるから、
好きなことにトコトン打ち込む経験はできる。
好きなことをやっている中でも試練はある。
その試練を越えていく強さだって身につけられる。
人と比べず、自分の世界を自分で切り開く。
うちの子達は、まだまだ大した大冒険は出来ていないけども、でもやはり自由旅行は違うなあと思う一幕もある✨
例えば、学校では畑に体験に行く授業があるけど、
みんなで並んで農家の方の話を聞いて、苗を一人一つずつ植えて終わり。
でも、私の援農についてくるヒオは、
はだしで半日農園の中を走り回り、
ドロドロになりながら、
キウイフルーツがたわわに実るトンネルをくぐって眺めたり、
木の枝とツルと葉っぱで釣り竿作ってみたり、
ナスの収穫手伝ってみたり、
下の落ちてる青いミカンを食べて
酸っぱさに顔を歪めたり、
野草を教えてもらって食べてみたり、
無花果を自分でもいで頬張ったり、
→これの美味しいことといったら
地べたに座り込んで柿を丸かじりしてみたり。
(食べてばかり(笑))
おじいちゃんおばあちゃん達に、
『昔の子供はね、みんなこうだったんだよ!はだしでね、本当はこの方がよいんだよ!色んな菌に触れたほうが免疫も高まるんだよ。』
なんて目を細めながら話しかけてもらったり。
野生児さながらに農園を満喫してるヒオを見てると、
すごく幸せな気持ちになる。
多分息苦しかった子供の頃の自分までもが
少しずつ癒やされてる気がするなあ。
集団ツアーで農園を訪れてたらこうはいかない。
自由旅行、最高だなあ✨と思う瞬間✨
学校に行かないことは全く問題ではなくて、
その子が自分らしくいられて自己肯定感をしっかり持てているか。
全てはそこだよな、って思います✨