若干2㌔未満の命 | じゅえるのブログ

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今年6才になる女の子のチワワっちのお話です。

東北の震災の前のクリスマス近くに手作りのお味噌を買いに白河に行きました。ついでにホームセンターに寄り日用品を買い、ペットショップにも立ち寄りました。

そこにイヴがいたのです。4カ月なのにまだ小さなワンコ。思わず目が追ってしまいました。どうしようか閉店まで悩みました。私の都合で2匹のチワワっちと別れて1年、恋しくて恋しくて恋しくて‥イヴがその子とダブりました。そしてうちの子になりました。

何気ない日常、イヴも7カ月になったある日ドカンと震災が襲いました。お仕事中だったからイヴも1人で地震に耐えました。上からゲージの中には瓶のお菓子入れが落ちていました。冷蔵庫はあらぬ所にあるし、レンジは落ちているし、洋式トイレのお水も溢れていました。とりあえず胸元に入れてお片づけをしまいました。ゲージに入れても度重なる余震に怖くてずっと鳴きどうしでしたから‥

17日、ご縁があった熊本に一時行くことが決まりました。お仕事も再開しないし4月には行く予定なしていたのでちょっと早めに出かけました。

着いて安心したのかまた元気を取り戻したイヴ。いつの間にか福島ケンから熊本ケンになりました。

何度かの引越しの後、今いるお家にたどり着きました。これからはゆったり暮らそうね。そう思っていた途端イヴが痙攣しておもちゃのワンコのような歩き方になりました。病院では痛みで痙攣を起こしているといわれ痛みを取るのに1日1錠のステロイドが処方されました。辞めたくても時間を置くとまた発作が起こります。まずは原因を探す為に福岡の病院でCTを取る事が決まりました。

検査の結果頚椎狭窄症。進むか進まないかはその子次第。病気と一生のお付き合いになりました。

まずは少しづつステロイドを減らして、今は1錠のひとかけらを3日に1度まで減らせました。

で、また熊本でドカン。イヴは地鳴りがする度、揺れる度に落ち着かなくなりました。携帯音が鳴れば尚更です。お家も土盛りした塀が割れて、外の柱もグラグラになり避難所生活になりました。5時に夕食を食べると避難所に行こう?って顔をしてジッと見ます。ワンコがいるから避難所で車中泊なのですが、地鳴りが聞こえづらかったりするのか車中泊が大好きなワンコになりました。

今日またしばらく無かった発作が起きました。身体が固まって動けなくなり、キューキューキューと泣いていました。ストレスからかと思いますが、ストレスが病気を作るので心配です。抱っこして撫でてずっと一緒だと守ると大丈夫と言い聞かせていたのですが‥余震が余りにも多いのと私の不安が伝わるのかと思います。

今も余震がなりました。どうか早く過去形になりますように‥また安心して暮らせますように‥今日業者さんがお家の見積もりにいらっしゃいます。早く工事終わりますように‥

みんなが安心して暮らせる日が早く来ますように。若干2㌔未満の命をお守り下さいm(_ _)m