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やまびこDr.の診療日記

人生の大事業の子育ては、ほとんどぶっつけ本番! 分からない事だらけで心配がつきません。
でも正確な情報を知り納得できれば心配は減らす事が可能です。
薬よりもっと大切な事をお伝えする小児科医のブログです。

病気や悩みの本当の原因は、自分らしさからの乖離です。

 

人は誰でも、得意不得意や好き嫌いがあり、「不得意」や「嫌いなもの」はその人にとって「不要なもの」だから生まれる時に置いてきたものであり、だから興味がなくて当然だしできなくて当然です。

 

でも自分の「不得意」や「嫌いなもの」は誰かの「得意」や「好きなこと」です。

無理にやろうとせずにやりたい人に任せてしまうのが正解です。

 

「自分の不得意を得意にするのが人間として正しい」という考え方がまだまだ蔓延しています。

でも、そんなこと絶対に無理です。

 

その「無理」なことをしようとして、できなくて自分が嫌になって、そのうち病気になっていく。

 

「何してるの!?」ってことです。

 

嫌なことはしなくていい事だから、嫌だと感じるようにできているのです。

 

その人間の体のしくみを無視しても病気になるだけなので、最初からやめた方がいいのです。

 

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かなり誤解を生むような文章かもしれませんが、詳細を知りたい様でしたら、お話会や講座においで下さい。

やまびこ診療所(山梨県南アルプス市)や統合医療スペースくくり(大阪府交野市)に相談に来て下さい。

(特にくくりでは、同じ価値観&違う手技を持つスペシャリストが多数在籍しています)

 

ホームページからも予定や予約方法が確認できます。

 

ホームページ→https://yamabiko.my.canva.site

メール→yamabiko.dr@gmail.com

フェイスブック→https://www.facebook.com/profile.php?id=100008869789507

 

現在毎月、大阪府交野市の「統合医療スペースくくり」に診療(相談)をするために来ています。

 

今日がそのくくりでの相談の日でした。

 

やっていることは、山梨での診療所で行なっていることと同じです。

 

その病気や悩みの根本原因がどこにあり、どのように捉えると解決に向かうのかを、数秘を交えたお話をしながら一緒に探り出していきます。

 

病気や悩みの本当の原因は、自分らしさからの乖離です(やまびこ理論)。

自分の苦手なことや好きでないことを無理にやり、自分の得意なことや好きなことを封印することで、自分らしさから離れていき苦しくなるのです(やまびこ理論)。

 

今日も20歳の息子さんとお母さんが、息子さんの半年以上も続く副鼻腔炎の相談でいらっしゃいました。

 

家族全員の数秘を見てみると、見事に全員ゾロ目(マスターナンバー)を持っている「直感家族」でした。

 

さらには、ご主人ともう一人のお子さんは7も持っている、おかしな人たち(笑)。

 

そしてそこから既往歴や家族歴、病歴などを聞いていくのですが、数秘を見ながら話を聞くので、とてもよく理解できます。

 

話の中で、その時どう感じたのかどういう感情が湧いてきたのかを何度も聞きます。

感情がとても大きなヒントになるからです。

 

そして過去に似たような感情を味わった時があるかどうか聞きます。

 

そんな感じで話を進めていくのですが、核心に近づいていくと多くの方は涙を浮かべたり「ああ、そうか・・・」と緩んできたりします。

 

多くの場合、1時間ほどのお話である程度の答えを得られるので、1時間か1時間半で終了することがほとんどです。

 

家に帰ってからも色々と気づくところが出てくるので次に来る日は決めず、また来たくなったら来てもらうようにしています。

 

全てはベストタイミングで回っているのです。

 

こんな感じの診療(相談)ですが、なかなか良くならない症状とか、治療の仕方にモヤモヤしているとか、違和感を感じる方にはいいんじゃないかと思います。

 

次回くくりに来る日は、(2023年)11月6日(月)です。

 

メール(yamabiko.dr@gmail.com)かメッセンジャーでご連絡下さい。^^

 

ちなみに、全国に行く機会がそれなりにあります。

その時に相談を受けることもできますので、まずはお声がけください。(60分12,000円:延長可)

 

今日はくくり(大阪府交野市)で、鉄とビタミンの話をお聞きしました。

 

細胞内にあるトコンドリアが働くためには鉄が必須で、鉄不足だとミトコンドリアで作られるATPが不足するため全身がエネルギー不足になり、各細胞、各臓器で十分な働きができずに色々な症状が出てくる、という話でした。

 

血液中の物質の組成は海水とほぼ同じなのですが、一つだけ大きく違うのが、鉄なのだそうです。

 

酸素を作り出すシアノバクテリアという微生物がまだいなかった太古の地球には鉄を錆びさせる酸素がなかったため、海水には豊富に鉄が含まれていて、人間の血液はその太古の海と同じ組成のため、現在大自然の循環の和に取り込まれた自然の生活をしていたとしても、鉄だけは必然的に不足するのだそうです。

 

諸外国は当然のように鉄の最低摂取量が決められているのに、なぜか日本だけが鉄に関して何も決められておらず、潜在的鉄不足の状態になっているのだそうです。

 

血液検査では、血液中の鉄を測定することはできますが、細胞内の鉄、特に細胞内にある小器官の一つであるミトコンドリアの鉄の量を測定することが不可能なため、血液中の鉄の値が基準値内であっても、ミトコンドリアが十分働けない状態にある可能性があります。

 

鉄を効率的に摂るには簡単な方法がありますが、たんぱく質不足の状態でそうすると、かえって具合が悪くなることもあるようなので、そこらはちゃんと分かった方が助言しながらの方が安全です。

 

でもやること自体難しくなくて、何か無理することもなく、費用もあまりかからず、しかも体の機能的にも理にかなっていて、とてもいい方法だなと感じました。

 

今日の話をちゃんと理解し、自分で鉄やアミノ酸を摂ることで自分で実験し、自分に落とし込めたら、みなさんにも紹介してみようかなと思います。

 

久しぶりに「おもしろーい!!」と思えるお話会でした。

 

楽しかった。^^

 

今日の特急ふじかわ号(身延線)から見た富士山

診療に数秘を取り入れているのですが、それは自分らしくないのが病気の本当の原因であり、自分でもよく分かっていない自分らしさを知るために数秘がとても役に立つから、です。

 

西暦の誕生日を一桁になるまで足したものがその人の数秘であり、何故そうなるのかは完全なブラックボックスですが、ちゃんと当てはまり役に立っているので、そこは見ないふりしてます。^^

 

数秘は大まかに1から9までの9タイプに分かれますが(ゾロ目入れると13種類)、それぞれの数字に得意(凸:ボコ)と不得意(凹:デコ)があり、全員でデコとボコがはまりこんで一枚のパズルが完成する様に、社会は出来ているんだなと感じます。

 

例えば、何でも自分で決め率先してやりたいが細やかな気遣いが苦手な「1」と、自分で決めるのは苦手だけれど方向性が決まればそれに向けて細やかな気遣いでサポートできる「2」とか、整理整頓などちゃんとする事が苦手だけれど何でも楽しめてみんなを和ませられる「3」と、理路整然とちゃんとするのが得意だけれど四角四面になりやすい「4」とかです。

 

今の教育は、その不得意(凹:ボコ)は埋めて、得意(凸:デコ)は削って、凸凹のない真四角なニンゲンを作ろうとしている様に見えます。

 

算数も国語も理科も社会も、全部に興味のある人などいるはずもないのに、その全てに興味を持ち全部の授業をちゃんと聞くように決められていたり、走ることが苦痛な子もいるのに走らされたり、水が怖い子もいるのに無理やり泳がされたり。

 

不得意を克服することで喜びを得られるという考え方もありますが、不得意をやっても成果も上がらず、しかも出来ない自分をどんどん嫌いになっていくことの方がはるかに多いと感じます。

 

不得意なことは「私できませ〜ん!」と言って手放すと「僕やりま〜す!」と言う人が現れるので、凸と凹が丁度はまり込み、素敵なパズルが出来上がっていくはずです。

 

だから、不得意は不得意のままにして得意をどんどんやっていけばよくて、それが自分のためにもなり社会全体のためにもなると思うのです。

 

僕にももちろん得意と不得意があります。

 

迷子になっているお父さんお母さんに「こっちに出口ありますよ〜」と伝えたり、自分で自分の足を引っ張っている方に「こうすると緩むかもね〜」と助言したり、踏み出そうかどうしようかためらっている人の背中をちょんと押してみたり、というのが得意です。

 

でも、「7」なので人と接するのが苦手です(詳細は割愛します ^^;)。

 

だからお話会などはできるのですが、そのための告知・集客・会計・集計その他諸々が、超苦手なのでできません。

(以前は「9」を無理やり発動させてやっていましたがもうムリです・・・詳細割愛)

 

お話会や講座などを主催したいという方がいれば、申し出て頂けるととてもありがたいです。

 

一人で遠出するのはとても好きなので、日本各地に喜んで参ります。^^

 

今日の自宅からの空の風景

「あなたのことが心配です」

 

この言葉は、一見愛あふれる素敵な言葉に聞こえるかもしれませんが、逆です。真逆です。

 

「心配する」という言葉の裏には、「今のあなたは良くないです」「今のあなたのままでは今後良くないことが起きます」という、NOROIの意味が含まれています。

 

そもそも「良い」か「悪い」かは、その人の価値観により勝手に決められるものであり、絶対的なものではありません。

 

勝手に心配し勝手に「お前はダメだ」と認定するのは、とんでもなく失礼なことです。

言われた方は、それまで何も思ってもいなかったのに不安になり、不快な想いをするだけです。

 

この「勝手に心配」して「勝手にダメ出しする行為」は、そこら中で起きています。

 

学校の成績もしかり、姑からのお小言もしかり。

 

特に市町村の保健センターに呼ばれていく「乳幼児健診」なんて、まさにそうです。

 

そこまで子育てについて心配していないお母さんが、呼ばれたからと行ってみたら、あなたのお子さんは身長が小さいとか言葉が遅いとか、離乳食がどうとか今後何か起きるかもとか、色々と指摘され不安にさせられ、傷ついて帰って来るのをたくさん見て来ました。

 

でもそこで指摘されたことのほとんどは、何もしなくても特に何か起きるわけではなく、杞憂に終わるものばかりです。

 

そもそも、体の大きさやミルクや食事の量、体重身長や喋り出す時期など全ては、その子が自分で決めているとしか思えず、としたら周りの大人たちの役割は、その子の体の働きを信じる、その子の未来を信じる、その子の全てを信じる、ということじゃないかと思うのです。

 

それは「条件付きの信じる」ではなく、「無条件に信じる」ことです。

 

でもそれってなかなか難しいことです。

一生かけて会得していくものじゃないかなとも思うのです。

 

「本当の意味で信じる」ができなくても、それでも生きていけるのでそれでもいいとは思いますが、でも自分が勝手に心配されるととても不快なので、それを自分がしないようにとは心がけているところです。

 

だから、勝手に心配しないで下さいね〜

それって失礼ですよ〜 ^^;