山バージョンから学ぶこと(その2)場所を与えてくれる自然に感謝を | Beach House YAMADA(ビーチハウス・ヤマダ)

Beach House YAMADA(ビーチハウス・ヤマダ)

香川県東かがわ市馬篠にある知る人ぞ知る白砂の地元ビーチ、山田海岸。そこに夏の間だけ現れるカフェがある。それが、Beach House YAMADA。

前回までのお話は>>>こちら<<<

先日。香川県丸亀市綾歌町にある、「木と暮らす」ことを提案するカフェ、
Kitokurasu(キトクラス)に行ってきました。
そこで、木材と海の関係について知りました。というお話をしました。

今回は、インテリアや小物、同じ「自然と暮らす」について考えるカフェから
いろいろ感じて学ぼう!!という私サイドのお話。


見渡す限りの木材。
敷地に一歩足を踏み入れるとなんだか「ホッ」とします。


木材とガラスってどうして、こんなに合うんだろう・・・。
「新しいけど懐かしい」とても不思議な空間です。
こちらの雑貨屋さんでは、木の日用品をはじめ、地球に人にやさしそうな雑貨が
沢山。
「こんな、フォークとかスプーンBeach House YAMADAで使いたいなぁ...」
なんて思いながら見ておりました。
ら!!なんと!! 「木でできた鈴」を売ってた!!!!
音色もとっても優しい。


あぁ、こんな椅子に座って、こんな日陰で読書をしたい!!
そんなことを考えていたら・・・・

「あ笑顔!!


トカゲ音符

森のカフェ。
やはり、先住生物にお目にかかる機会がありますね♪
自然の中の施設の共通点を見つけたようで、ちょっと
嬉しく思っていたら・・・


あ・・・写真が縦横あべこべやけど。。。
「マムシとハチにご注意!!」 

という掲示を発見。
(^▽^;)・・・海と注意するものは違えど・・・やはり・・・何か共通するものを見つけたようで
私はうれしくなりました。


あぁぁあああ!!!

ハンモック!!!!!!!!

そう。今年、スタッフの間でも話をしていた。
一日のほとんど、どこかしらでそよ風の吹く「山田海岸」。
午後はとっても気持ちが良いので、
「ハンモック・・・ほしいな」・・・と言っていたのです。

このタイプは布なので、洗濯が大変だね…という話になり・・・
「ロープで・・・編む??ロープの使い方ならASAYAN副店長だな・・・」とか
勝手に思いつつw
「作る気かいっ!!」と自らつっこみつつ・・・
これも前向きに検討っ!なんて思ったりw


大人になっても、どこへ続くのかわからない階段や路地って見つけたらワクワクしません?
上って行くと・・・子供が喜びそうなルーフトップのテーブルが♪


このカフェは、材木屋さんが母体なのです。
この階段で、私と萬ちゃんは、この会社の「木材」のみならず「木」への「愛」を
感じました。

この階段、上っていくと、
上の方で枝が階段のほうまで伸びています
だから、その枝をくぐって屋上へ行くのです。

この枝を邪魔だからって切らなかった。
人間がくぐればいいじゃない」と考えた
この作りに、
私たちは「あぁ、この会社は建前や恰好つけるためだけに
木と暮らすことを提案しているんじゃなくて、
本当に、「木」が好きなんやね」といたく感銘を受けたのです。

私達もたかが人間の都合で、
山田海岸の海や、
そこに面している山、
そこに住む生き物を
邪魔することがない運営を心がけよう!!



それにしても、時は昼時。お腹がすいた。
しかし、黒板かわいいなぁ。。。


私達のカフェへの入店のタイミングが悪く、商品が出てくるまでけっこう待ったのだけど
「待つのが苦にならない」
ふと窓をみると・・・って!!!窓がないやん!!!!!
テラスのはるか下からぐぃぃぃぃ~~~~~~~ん!!と伸びた
スギの林。
そよ風に揺れて、見飽きない動きをしています。


トレーも木だった!!
プレートランチをのぉ~んびりいただいて、幸せなひと時でした。
「センスいいなぁ~」

もともと、山と海は切ってもきれない関係にあります。

山に降った雨は、山が水を濾過したり、山の養分を川へ流し出します。
その養分は海へ流れ込み、海藻などの養分になります。
海へ流れた水は蒸発され、また山へ雨を降らします。

そして、その山々も、日本では人が手入れをして大事にはぐくんできた山が多いのです。

山田海岸は海岸の真南は北山という山。
この山がいるおかげで、瀬戸内海の海岸には珍しく、一日中そよ風が吹いているのです。

この夏、海ばっかり見ていたけど・・・山もテーマに入れなくちゃなぁ。

と思ったのでした。