明日、思い入れのある作品が公開となります。
森美春監督作「よく見れば星」
藝大の教授の皆さまからも
有難いお言葉を頂いている作品です。
僕自身この作品を初めて観た時に
なんとも言い得ぬ感情が
何度も波のように押し寄せました。
オーディションで触れられた
「普段見ることの出来ない人間の瞬間」
明確にその言葉だった訳ではないですが、そこにまつわるものは僕自身役者をやりながら求め続けている部分であり、一緒に辿り着けたらと現場に入りました。
じっくり時間をかけて丁寧に数回だけ回し、
OKが出る日もあれば、
何度も激しく撮り直した場面もありました。
まだ見ぬそれを探し続けるような日々でした。
そして迎えた初鑑賞。
台本、現場を経てこの作品は確かに
映像作品として昇華されていました。
じわじわと皮膚に伝わってくるような感動は、今まで知っている感覚とは違い、そんな曖昧さを監督に伝えられる日本語を持っておらず、「良かったね」と肩をさすることが唯一できた伝達方法でした。
皆さまの目にはどの様に映るのか
劇場で感想を聞かせて下さい。
20日は舞台挨拶参加、23日も劇場におります。
日時:3/20(月)・3/23(木)21時〜
会場:ユーロスペース
チケットご予約はコチラ↓
お待ちしております。
何卒よろしくお願い致します。