こだわりと生き辛さと人類の発展 | 自閉症 足裏マッサージで完治をめざす in Taiwan

自閉症 足裏マッサージで完治をめざす in Taiwan

2歳で自閉症スペクトラムと診断された男の子。ただ健常児と比較して発育が遅いだけとのわずかな希望も捨て切れず、自閉症に効果があると言われる民間療法の足裏マッサージに挑戦中。果たして結果は?

昨日の続きです。

「健常児と大差なし」と精神科医に
太鼓判を押されたものの、こだわりが
完全になくなったわけでもありません。

ただ、生活面で本人が困るというような
大きなこだわりはないのも事実です。

そう言うことからすれば、性格だと
言っても良いのかもしれません。

また、できることとできないことの凹凸に
関しても、随分平均化してきていて、
目立たなくなってきています。

しかし、極端な凹凸はなくても、
なだらかな凹凸は内在していると感じます。

言語能力は厳しく見ると5歳児とは
表現力で差があります。
(ただ、バイリンガルなのでその分は差し引いて
 考える必要があるかもしれませんが)

このように、光はこれからも克服しながら、なんらしかの生き辛さを
背負って生活するのかもしれません。

何かで読んだのですが、人類の発展において「こだわり」が
非常に重要な要素であると言っている人もいます。

確かに、現在の医学レベルからすれば、過去の偉人である
エジソン、ニュートン、アインシュタイン等は
発達障害児であったと思われます。

彼らが発明に成功したのは、こだわりの脳を持っていたからだと
主張する人もいます。

いずれにしろ、彼らの能力を生かすには良き理解者がいなければならないという
必要性があるのではないかと感じています。