男性21名、女性12名で行われた今回のつりコンは平均年齢が男女共に35歳ほどという、特に女性は今までよりも3,4歳も高い大人のつりコンになりました。
そのためか、釣りをしている時も静かで淡々と魚を釣り上げていました。
参加者同士はわかりませんが、こちらから見る限りはコミュニケーションが乏しく見えたので、危機感が強まりましたが、BBQが始まり出すとだんだん賑やかな雰囲気に。
しかし、まだまだ自分を出していないような雰囲気だったので司会の私も一緒に飲みながら盛り上げようと試みましたが上手くいかず…
そのまま参加者たちに流れを任せ、食後のゲームは二人三脚。
ここで少し気持ちも和らいだのか、その後は閉会式までみなさん外で自由に遊んでいました。
つりコンが他の街コンと違うのはこのような開放感。
つりコンが始まるまでは全く知らなかった人たちと、しかも同性や異性関係なくコミュニケーションが自然に取れる。
そんな雰囲気が出てきたのでようやく一安心、大人はエンジンがかかるまで時間がかかるようです。
そんな姿を見ていると、気づけばつりコン終了時刻。
並んでいる男性と女性の間に花束を用意し、待ちに待った告白タイム。
となった瞬間、先ほどかかったエンジンが故障したかのような静けさ。
つりコンに何度か参加して頂いていた男性数名の男性が自分から告白というアクションを起こしたくらいで、他の男性陣はギャラリーかのような雰囲気。
どんだけ止まりやすいエンジンなの!
と嫌気をさしつつも、ここからは司会の腕の見せ所。
徐々に徐々にアクションを起こしやすい雰囲気を出して行くと、次から次へ告白する人が出てきました。
遅いんだから!とその度にツッコミながらも、いけいけ~!と思いながら告白を見守ると、花束を受け取る女性が6名も!
もし告白をせずに終わっていたら、その男性は勿論ですが、待っていた女性も不完全燃焼だったかもしれないと思うとヒヤヒヤものでした。
大人のエンジンをかけるにはかなりのパワーが必要なだけで、伝えたい気持ちは誰もがあるんだなと、強く感じました。
最後には、勇気を持って告白というアクションを起こしてくれた方と、見事結ばれたカップルのみなさんに全員が拍手をし、告白タイムが終了しました。
何とか無事につりコンが終えた後も、その場で連絡先を交換している人たちや、広場で遊び出す人たち、食堂でコーヒーを飲みながら一日を振り返る人たち等、それぞれの時間を過ごしていました。
リラックスして本音を語れるこの時間に、仲良くなった人たちもいたのではないでしょうか。
私たちも帰り際にたくさんの笑顔とお礼を頂き、安心感と充実感に浸りながら一日が終わりました。
カップルになった、なれなかった、という結果はさて置き、つりコンを通じて一回り成長できた人たちがたくさんいたと思います。
そのような方々が、今まで以上に自分の人生を楽しめるきっかけになったと感じてくれたなら嬉しいです。
私たちもパワーをつけて、次回からのつりコンもたくさんの方々に楽しんでもらえるようにがんばります☆