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森光子さんのでんぐり返りで知られる「放浪記」の原作者、林芙美子さんの記念館に、上京していた母と二人で行ってきました。








予期せず、紅葉が見ごろでした。




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こちらは書斎。


もともと納戸として作られたこの部屋は、せまくて、薄暗く、広い書斎を作ったにもかかわらず、この狭い納戸の方が仕事がはかどるからと、ここで、原稿を書いていたそう。


仕事に熱中すると、強度の近眼用のメガネをはずして、机に顔を近づけ、背を丸めて、原稿を書いていたよう。




この家は、芙美子が、建築の勉強を自らして、設計者や大工を連れて、京都の民家を見学したり、材木を見に行ったりして、建てさせたそう。




当時では、珍しい水洗のトイレが3つあり、電線が地上にないなど、こだわりの点を、ボランティアガイドの方に教えていただきながら、見てまわりました。




以前、年始に、「放浪記」のドラマか舞台を、テレビで母と見ていたことがあり、林芙美子さんの生き方に、母と二人で興味を持ったことを思い出しました。




春には庭に桜が咲き、また違う風情が楽しめるようです。景色を楽しめる上に、私もまだまだ頑張ろうという気にさせてもらったので、また、ちょくちょく来てしまいそうです。