東松島市に住む、93歳の主人の祖母が
今回の地震や津波の被害に負けず、元気に避難所で生活できているのは、

普段から、地域で『避難訓練』をしていたこと、

避難した後も、周りの農家さんが野菜を提供し、
自治体中心で炊き出しをして支え合ったことが

決め手だと聞きました。

そんな『人』とのつながりが濃いところに住むことが
高齢期でも、災害に備えることができ、
孤独を遠ざけることができ、理想的であると、

今年に入って学んだところ。

私がいま住んでいる地域も、数軒となりが自治会長さん宅で
自治体の活動が、活発な地域。

地震後、近隣の方と、『いざという時は、連絡を取り合って声を掛け合いましょうネ』と
すれ違いざまにお話を。とても心強く感じました。


今年の地価が公示されましたが、
『地域のコミュニティの成熟度、自治体の協力関係』も
お金には変えられない、大きな資産価値であると思いました。


今発売中の雑誌で、8ページに渡り、『終の棲家を考える』というテーマで
書かせて頂いたのですが、

改めて、何かとハンディを抱えてしまう高齢者が
非常時や災害時に、安心して暮らせる住まいについて考えさせられました。


東京人 2011年 04月号 [雑誌]/著者不明

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