引っ越して、8か月。

とは思えないくらい、ずっと住んでいるかのような
気になっている。

引っ越し後は、リノベーションの魅力について、
一人でも多くの人に
知ってもらいたいと思っていて、

リノベ&住宅関連の仕事をグンと増やしてきている。

そんなわけで、ろくに家族にも
新居を見てもらうような時間を持てなかった。

先週末、ようやく主人の両親と兄夫婦を招いて
家を見てもらった。

前の朽ち果てた空き家だった頃の写真を見せたら

兄夫婦に、
「これをよく買おうと思ったねー」
「そして、よくぞここまで、変えられたねー」と。

そうだよね、それがきっと、普通の感覚だよね。

その感覚を持っている、主婦の8割に向けて

『廃屋、サイコーだよ! 安いから
毎月、家に関わる支払も少なくて済んで
その分、好きにお金を使えるようになるし、
グッと住まいが楽しくなるよ』

と伝えたい。

兄夫婦は、311直後の浦安を目の当たりにしていて、

「マンホールが飛び上がって、砂がウォーって吹きあがる光景は
この世のものとは思えなかった。思い出して怖い」

といっていた。

「同じ埋め立て地でも、お台場はほとんど被害がないんですよ。
そのヒミツは・・・」と

こちらの雑誌 で書かせてもらった話をしたら

すごく納得した様子で、目を丸くしていた。

目のつけどころがいい、

と褒めてもらったけど、

それは、私だけでなく、編集部のおかげ。

液状化だけでなく、いざという時に備えて、是非読んでもらいたい。

取材先から、「いい記事を書いてくれてありがとう。社内でも評判で一同、よろこんでいる」と

うれしいお言葉をいただいた。

ありがたいありがたい。その言葉1つで、すごく報われる。

311後、ますますリノベがイイと思うんですよ。
廃墟に住めるということを伝えたい!

壊す必要はなく、新しく建てる必要はない
リフォームではなくリノベ―ション。