細かいことだけれど、
変化を恐れるとは死の恐怖に他ならない。
なんでもよく噛んで食べなければならない。
食べることよりも噛む事を…
生きることよりも呼吸を…
細かい作業を無造作に繰り返し過ぎると
何も出来なくなつてくる
わたしはもつと屈強な人間になりたいが、
本当に屈強な人間は、
何でもよく食べる
おいしいとかまずいとかではない。
ゴキブリのから揚げを何匹かつまんで
ガムみたいにくちやくちややつて
平気な顔して食べられるイメエヂ
美味いなんて言はない…黙つて食べるし
もちろん奇人変人コーナーに出演する為ではない、
ただ腹が減つた時でも、
どんな時でも…である。
人は食べる事も、
歌ふ事にも、
意味はない。
其れは求めてはいけないものだ、
誰のどの行為にもだ。
其処からも自由であるべきなのだ。
腹が減つてない時でも食べるのは人だけなのだ。