(⑤~)
数ヶ月後
私はゴニルくんの秘書として働いている。
「葉子は人あたりもいいし仕事ができる。それが魅力だね」
ゴニルくんからいつも言われる。向いているのかもしれないな…この仕事
…取材から帰って来たゴニルくんに冷たいお茶を出す。
ありがとう助かるよ
ってゴニルくんはつき合ってからもますますやさしい。
この日ゴニルくんはいい知らせを持って帰ってきた。私たちの物語が映画化されることになったという。
私たちの関心はお互いの役を誰が演じるかに集中していった。
ゴニルくんはカッコイいからね!!私の好きになった彼は最高なの!!
そういうとゴニルくんはいきなり私を抱きしめKissをする。
やっと離して
「この葉子のかわいさ誰か表現できるかなあ」って
心配そう。
細かいところが表現できないと思うんだよね…
ってかなり心配してる。
敏感な感じとか
瞳を潤ませて
僕を見てくるところとか
キャッていう声とか
…
ゴニルくんには全部が
魅力的なんだって(*^^*)
ゴニルくんは今日は
なかなか大胆。
少しへんだよ~って言うと
作家にはいろんな面があるんだよ。
やさしい僕
大胆な僕
すべて僕なんだよ。
「それともこういうのイヤ?」
嫌じゃないよ
どちらも好き(*^^*)
ゴニルくんは
背中に腕をまわすとゆっくり私をソファーに倒した。
専属秘書にしたのは、
仕事を手伝ってほしかっただけじゃないんだ。
ずっと僕のそばにいてほしかったから…
そう言って
もう一度Kissしてじっと見つめる。
ずっと側にいてほしい。
朝も昼も夜も
離れていたくないよ…
ねぇ葉子
ここで一緒に暮らさないか。僕を側で支えてほしんだ…
とにかくうれしくて
私は涙涙になる
これからも
一緒にいてくれる?
もちろん!!!!
ゴニルくんはとても
とても喜ぶ。
君は僕のヒロインだ~って言ったりして(*^^*)
これからゴニルくんと歩むストーリー
幸せな結末が
待っていることだろう
私はそう確信していた。
ゴニルくんの表情から
仕草から
すべてから
やさしさと温もりを感じることができるから
何にも心配することはなかった。
無敵の気分…
最強の私…
あなたの隣にいるからだね(*^^*)
END