⑤私の彼は超新星ゴニル☆キャバ嬢nightストーリー | S.E.C.R.E.T超新星☆アリスタのブログ

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超新星大好き‼ソンジェ寄り寄りのオールペン、アリスタです。
「私の彼は超新星」のイベントストーリーを小説風にアレンジして記事にまとめてます♪☆ゲーストーリーに基本忠実に…いいカンジに盛ったり妄想が渦巻いたり、アリスタバージョンでお届けしてます\(^o^)/

(④~)

もう
絶対

ゴニルくんの側に居るわけにはいかなかったけど

会えないのは淋しいなあ…

居酒屋の外
呼び込みのチラシを配りながら冷たい風が身にしみる
寒くなってきたな…
それで私はちょっぴり弱気になっていた


ひと目でいいから会いたいなあ
会うことはできないから
姿を垣間見るだけでも
いいん…

「葉子!?」

背後からふいに名前を呼ばれたことに驚いて

そして同時にその声に驚いて

振り向けば
かんたんに泣きたいくらいの願いが叶うことも
一瞬のうちに理解できたけど

理解できたから

私は走りだす。
逃げる。


私の逃げたい気持ちより
ゴニルくんのつかまえたいという気持ちは遥かに強く

私はいともかんたんに捕まって
後ろから抱きしめられ
愛しい人の声を聞くことになる


「やっぱり葉子だ
すごく捜したんだよ」


あったかい…
声も体も存在も
何もかもがあったかい…

ああ私はこの人のあったかさが恋しかったんだとも思うほど
それはあっという間に冷え切った私に染み渡り
もうなくてはならないものになってしまった。

観念して振り返ると
やさしい顔が見えた。

ルミさんから全部聞いたよ…全部僕のためなんだね…ありがとう…

それを言うために捜してたの?
そう聞くと
ゴニルくんは、完成間近の原稿の内容を話し始めた。

この作品の最後は
主人公の作家がどれだけそのキャバ嬢を愛してるかを書いてるんだ…

君と出会って
小説よりロマンチックで情熱的な恋を知ったんだよ。

この本は君と僕の恋物語なんだ。
最後のせりふはまだ空白のまま…君に埋めてほしい
そう言って私に一世一代の告白をする。

君は僕にとって最愛の人だよ。
愛してる。ずっと側にいてほしいんだ。
君の気持ちを聞かせてほしい。

「       」
この中は君の答えだよ。

私からも一世一代の
告白を。

「私もゴニルくんのことが好き…愛してる」

僕たちの恋物語が完成したね。

そう言うとゴニルくんは少しだけ強引にKissをした。
それは次第に息もできないほど甘くて強引なKiss になる…

ゆっくりと唇を離すと
私の唇を親指でなぞりながらこう言った。

もういなくなったりしないで

そしてなぞってできた透明なラインに沿わせるように

もう一度Kissをした。




⑥終に続く
☆☆☆☆☆☆