前回5月の惨敗に懲りずに、釣友会の6月のツアーに参加してきました。
2015年6月13日(土),14日(日)中潮
行先:漁山列島
釣果:
キビレ 30-45cm x3
スズキ 50-65cm x5
ハタ 27cm x1
カサゴ 16-24cm x10くらい
リリース:小カサゴ、小サバ、シコイワシ
今回は10名が参加しました。上海出発は金曜日の夜10時。会長のお店から16人乗りのミニバスに乗って出発です。
釣り船は定員が6~8人なので、2艘に分かれました。我々は定員6人の船に5人。定員6人といってもとても大きくて、ゆったりと釣り座が確保できます。
船室内には簡易ベッドがあります。活き餌を生かしておくブク付きの水槽や、氷を入れた氷温庫まで備えてあり、前回とはえらい違いにびっくり。
石浦漁港を4時過ぎに出発し、目指す釣り場は船で3時間ほど東に行ったところにある、漁山列島です。
ようやく島影が見えてきました。
iPhoneの防水用のビニル袋をかぶせているのでもやがかかったような写真になっていますが、こんな島周りの岩礁地帯を探っていきます。水深はだいたい17,8mから、深いところで40mくらい。
これが付け餌の活きエビ。7cmくらい。
朝7時に釣り開始。最初の仕掛けは、前回と同様に、自分が好きな大津ビシ釣り仕掛けの流用でスタート。テンビンにクッションゴム1mをつけて、ハリスはフロロ3号2m。チヌ4号の1本鈎に活きエビの角のところをチョン掛け。水深は25m。オモリは25号。コマセは無し。
スペースにゆとりがあったので、最初からもう1本竿を出した。こちらは太ハリスのサビキ。小魚が掛かったら下におろして根魚かスズキを狙う作戦。
釣友会の鉄板の釣り場とあって、期待がふくらむ。1本目を入れて5分もたたないうちにびくんと下に大きなアタリ。しかし巻き上げてみると手ごたえはなく、活きエビがきれいになくなっていた。思えば前回はアタリらしいアタリがなかったので、一気にテンションが上がる。ふともう1本のサビキ竿を見ると、竿先ががくがく揺れている。久々の生体反応を堪能しながら巻き上げると、16cmくらいのカサゴ。前回のようなこともあるし、この先どうなるか全くわからないので、とりあえずキープ。
その後サビキにはカサゴがときどきかかる。15cm以上で、たまに20cmを超えるものもあったり、時には一荷も。小さいものはリリースしながら、久々のカサゴ釣りを楽しんだ。
活きエビのほうは、その後カサゴがかかったりしていたが、昼前になってぐーんと下に持っていかれた。ドラグが緩んでいることを確かめながら、リールを巻き続ける。30mくらいから10mくらいまで巻き取るのに2,3分かかり、その後最後の10mの色のPEのあたりまで巻いたと思ったらまた出されることを何度か繰り返し、ようやく見えてきたのはスズキ。タモ捕りして頂き、ほっとした。大津のスズキの銀色に比べると、金色がかっていて、少し体高がある。詳しい人が言うには、大陸スズキというらしい。
午後2時ころから少し静かになったが、カサゴの食いはぽつぽつと続いていた。カサゴはもういいかとサビキに替えて遊動鯛ラバも試してみた。15分くらいやってみたがまったく反応がないので断念。
3時過ぎから再び活きエビの竿が引き込まれるようになり、夕方までにスズキを4本上げた。
5時前にはハタ、これも人生初。
初日は6時に終了。途中小雨のぱらつく少々肌寒い一日でしたが、水温は20度以上はあったでしょうか、やや濁りで、なかなか気配の絶えなかった充実した釣行でした。
この日は近くの島にある民宿に宿泊。もちろん3時間かけて朝出てきた漁港に戻るわけではなく、10分足らずで漁山列島の一つに上陸です。
迎えに来た宿のオート三輪で坂道を5分ほど登り、こちらが今日の宿。
高台にある宿からは、島の山間が望めます。夜7時の幻想的な風景。
着くとすでに料理が並べられていました。
当然ながら海の幸。馬鹿でかいムール貝やつぶ貝、ヒザラ貝のようなもの、カサゴの煮つけとから揚げ、サッパ(小サバ)の煮つけ、タコ。野菜は甘長唐辛子の炒め物、じゃがいもの煮つけ、ゆで落花生、タケノコの炒め物など。
野菜はどれもおいしかったのですが、正直なところ、魚はみんな中華風に強めの味付けになっていて、また小骨も硬くてなかなか食べるのに苦労しました。
今日釣り上げたスズキを1本、釣友会の方の見事なさばきでお刺身にして頂きました。
さて翌日曜日。上海に夕方戻るには、釣りができるのは11時まで、ということで、4時出発。
昨日乗ってきたオート三輪。荷台に5人くらい乗ります。なかなかスリリング。
スズキは昨日結構釣れたので、今日は鯛狙いで、2本ともテンビンにロングハリス。最初は2mからスタートし、途中で3mに替えた。
活き餌がかじられるアタリがときどきあったあとに、またぐうんと下に持っていかれるアタリ。スズキのように重たいが、ぐいぐいと何メートルもPEを引き出したあと、ずるずると巻き取られる間はもっさりした重さで、スズキとはちょっと違う感じ。それを3,4往復繰り返し、少し相手が弱ってきたかと思いながら、ようやく最後10mの色になったところで、またぐいぐいと引き出された。ドラグを少しだけ締めて、再び巻き始める。5,6分かけてようやく魚体が見えてきた。スズキより体高がある、やはりキビレ。しかも昨日より大きい。慎重にタモで上げてもらったのは45cmの立派なキビレだった。今回会心の一尾。
その後はスズキをもう1本追釣し、11時に沖上がり。2日間にわたって出来過ぎの釣果でした。
5人で2日間の釣果です。
また3時間かけて、午後2時に石浦漁港まで戻ってきました。
途中渋滞もありましたが、夜9時に上海に戻ってきました。その後釣友会で打ち上げ。あのキビレはプロの手で見事なお造りにしていただきました。
見事なハタもお造りに。
ちなみにこのハタは私ではなく会長さんが釣り上げました。今回の釣果の中で、おそらく中国では最も高値になる一尾でしょうね。
スズキもお造りや塩焼きで堪能。
まさかこんな釣りが上海でできるとは!とびっくり大満足の釣行でした。釣友会の過去11回の釣行の中でも記録的な大漁だったそうです。
次回の7月の会もぜひ参加したいと思っています。
2015年6月13日(土),14日(日)中潮
行先:漁山列島
釣果:
キビレ 30-45cm x3
スズキ 50-65cm x5
ハタ 27cm x1
カサゴ 16-24cm x10くらい
リリース:小カサゴ、小サバ、シコイワシ
今回は10名が参加しました。上海出発は金曜日の夜10時。会長のお店から16人乗りのミニバスに乗って出発です。
今回は、上海から南へ350km下った、漁山列島というところです。上海釣友会では昨年から定番の行先になっているそうで、これまでもっとも安定した釣果が期待できるところだとのことで、行く前から期待が膨らみます。
毎度おなじみ、グーグルマップ風の地図で。
途中休憩を入れながら、4時に船が出る石浦漁港に到着。
釣り船は定員が6~8人なので、2艘に分かれました。我々は定員6人の船に5人。定員6人といってもとても大きくて、ゆったりと釣り座が確保できます。
船室内には簡易ベッドがあります。活き餌を生かしておくブク付きの水槽や、氷を入れた氷温庫まで備えてあり、前回とはえらい違いにびっくり。
石浦漁港を4時過ぎに出発し、目指す釣り場は船で3時間ほど東に行ったところにある、漁山列島です。
ようやく島影が見えてきました。
iPhoneの防水用のビニル袋をかぶせているのでもやがかかったような写真になっていますが、こんな島周りの岩礁地帯を探っていきます。水深はだいたい17,8mから、深いところで40mくらい。
これが付け餌の活きエビ。7cmくらい。
朝7時に釣り開始。最初の仕掛けは、前回と同様に、自分が好きな大津ビシ釣り仕掛けの流用でスタート。テンビンにクッションゴム1mをつけて、ハリスはフロロ3号2m。チヌ4号の1本鈎に活きエビの角のところをチョン掛け。水深は25m。オモリは25号。コマセは無し。
スペースにゆとりがあったので、最初からもう1本竿を出した。こちらは太ハリスのサビキ。小魚が掛かったら下におろして根魚かスズキを狙う作戦。
釣友会の鉄板の釣り場とあって、期待がふくらむ。1本目を入れて5分もたたないうちにびくんと下に大きなアタリ。しかし巻き上げてみると手ごたえはなく、活きエビがきれいになくなっていた。思えば前回はアタリらしいアタリがなかったので、一気にテンションが上がる。ふともう1本のサビキ竿を見ると、竿先ががくがく揺れている。久々の生体反応を堪能しながら巻き上げると、16cmくらいのカサゴ。前回のようなこともあるし、この先どうなるか全くわからないので、とりあえずキープ。
その後サビキにはカサゴがときどきかかる。15cm以上で、たまに20cmを超えるものもあったり、時には一荷も。小さいものはリリースしながら、久々のカサゴ釣りを楽しんだ。
活きエビのほうは、その後カサゴがかかったりしていたが、昼前になってぐーんと下に持っていかれた。ドラグが緩んでいることを確かめながら、リールを巻き続ける。30mくらいから10mくらいまで巻き取るのに2,3分かかり、その後最後の10mの色のPEのあたりまで巻いたと思ったらまた出されることを何度か繰り返し、ようやく見えてきたのはスズキ。タモ捕りして頂き、ほっとした。大津のスズキの銀色に比べると、金色がかっていて、少し体高がある。詳しい人が言うには、大陸スズキというらしい。
午後2時ころから少し静かになったが、カサゴの食いはぽつぽつと続いていた。カサゴはもういいかとサビキに替えて遊動鯛ラバも試してみた。15分くらいやってみたがまったく反応がないので断念。
3時過ぎから再び活きエビの竿が引き込まれるようになり、夕方までにスズキを4本上げた。
5時前にはハタ、これも人生初。
初日は6時に終了。途中小雨のぱらつく少々肌寒い一日でしたが、水温は20度以上はあったでしょうか、やや濁りで、なかなか気配の絶えなかった充実した釣行でした。
この日は近くの島にある民宿に宿泊。もちろん3時間かけて朝出てきた漁港に戻るわけではなく、10分足らずで漁山列島の一つに上陸です。
迎えに来た宿のオート三輪で坂道を5分ほど登り、こちらが今日の宿。
高台にある宿からは、島の山間が望めます。夜7時の幻想的な風景。
着くとすでに料理が並べられていました。
当然ながら海の幸。馬鹿でかいムール貝やつぶ貝、ヒザラ貝のようなもの、カサゴの煮つけとから揚げ、サッパ(小サバ)の煮つけ、タコ。野菜は甘長唐辛子の炒め物、じゃがいもの煮つけ、ゆで落花生、タケノコの炒め物など。
野菜はどれもおいしかったのですが、正直なところ、魚はみんな中華風に強めの味付けになっていて、また小骨も硬くてなかなか食べるのに苦労しました。
今日釣り上げたスズキを1本、釣友会の方の見事なさばきでお刺身にして頂きました。
あっさりしてくせのない味でした。
部屋は3人部屋で、シャワーがあり、お湯はふんだんに出ました。明日に備えて9時過ぎに消灯。1泊200元(6000円)はちょっと高いかと思いましたが、こんなところで釣りが満喫できて清潔なベッドでゆっくり休めるだけでも感謝です。
さて翌日曜日。上海に夕方戻るには、釣りができるのは11時まで、ということで、4時出発。
昨日乗ってきたオート三輪。荷台に5人くらい乗ります。なかなかスリリング。
昨日と違って釣り開始が4時半なので、朝マズメに期待がかかります。
スズキは昨日結構釣れたので、今日は鯛狙いで、2本ともテンビンにロングハリス。最初は2mからスタートし、途中で3mに替えた。
活き餌がかじられるアタリがときどきあったあとに、またぐうんと下に持っていかれるアタリ。スズキのように重たいが、ぐいぐいと何メートルもPEを引き出したあと、ずるずると巻き取られる間はもっさりした重さで、スズキとはちょっと違う感じ。それを3,4往復繰り返し、少し相手が弱ってきたかと思いながら、ようやく最後10mの色になったところで、またぐいぐいと引き出された。ドラグを少しだけ締めて、再び巻き始める。5,6分かけてようやく魚体が見えてきた。スズキより体高がある、やはりキビレ。しかも昨日より大きい。慎重にタモで上げてもらったのは45cmの立派なキビレだった。今回会心の一尾。
その後はスズキをもう1本追釣し、11時に沖上がり。2日間にわたって出来過ぎの釣果でした。
5人で2日間の釣果です。
また3時間かけて、午後2時に石浦漁港まで戻ってきました。
途中渋滞もありましたが、夜9時に上海に戻ってきました。その後釣友会で打ち上げ。あのキビレはプロの手で見事なお造りにしていただきました。
見事なハタもお造りに。
ちなみにこのハタは私ではなく会長さんが釣り上げました。今回の釣果の中で、おそらく中国では最も高値になる一尾でしょうね。
スズキもお造りや塩焼きで堪能。
まさかこんな釣りが上海でできるとは!とびっくり大満足の釣行でした。釣友会の過去11回の釣行の中でも記録的な大漁だったそうです。
次回の7月の会もぜひ参加したいと思っています。