ブログはずいぶんと間が空いてしまいましたが、9月12,13日に漁山列島に行ってきました。

今回は3度目の漁山でした。2回目は8月1,2日に行ってきたのですが、ブログはさぼってしまいました。ちなみにその時の釣果は、

小真鯛 27cm x1
スズキ 65cm x1

カサゴ 16-18cm x5

リリース 小カサゴ 多数

でした。

さて今回は、釣友会の9月定例ツアーです。7月、8月と定例ツアーが台風で流れてしまったため、待ちに待っていた10人のメンバーが参加しました。

2015年9月12日(土),13日(日)
大潮(月齢28)
行先:漁山列島
釣果:
キビレ 23、25-33、40cm x8
キジハタ 26cm x1
ハモ 60cm x1
カサゴ 24cm x1
リリース:小カサゴ 多数

漁山は早くも3回目。行程は6月の時とほぼ同じです。上海出発は金曜日の夜10時半。釣友会の本部となっている上海の日本料理屋「布良瀬」からバスに乗って出発です。前回より豪華なバスで、20人乗りくらいのバスに10人でゆったりとできました。

バスは順調に走り、釣り船の起点となる石浦漁港には3時過ぎに到着。釣り船に移り、4時前に出発です。

乗船

今回は2隻。5人づつに分かれました。1隻あたりの定員は6~8人なので、今回も一人で何本も竿を出せそうです。


アネロンを飲んで簡易ベッドに横になり、間もなく就寝。2時間くらい寝て朝6時頃目を覚ますと、漁山列島の島が近くに見えてきました。目的地まであと20分、朝焼けの中最終準備をするときのこのワクワク感は、何歳になってもかわらないですネ。

朝焼けに準備

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今朝はベタなぎ、いつもは潮の流れが速い場所ですが、今回は絶好の穏やかな釣り日和です。

最初のポイントは水深13m。ちょっと浅すぎるかと思いながら、いつものようにふるさと大津で定番だったビシ仕掛けの変形でスタート。25cmのテンビンにハリスはフロロ3号2m、鈎はチヌ4号1本鈎でスタート。餌はいつものとおり活きエビ。6月よりさらに大きめになっていて、10cm前後が多い。コマセは無し。

秋口は青物が回るというので、もう1本の竿は太ハリスのサビキに、釣りキチ先生のブログで教わったヘアゴム製のクッションゴムをつけて準備。置き竿にするため根掛かりを避けて底から2mくらい上げた状態。

すると、5分もたたないうちに、胴突き仕掛けの人に魚信。上がってきたのはチャリコサイズながらとにかく真鯛。記念すべき最初の一匹を写真に撮ろうとしていると、今度はメタルジグを投げていた人にアタリ!上がってきたのは30cmクラスのころんとしたカンパチ。

いきなりカンパチ

この方Tさんはカンパチを立て続けに2本上げたので、早くも全員一気にハイテンションに。

しかしそのあとはしばらく沈黙。自分のほうはテンビンの餌は頻繁に取られる。小さいアタリが切れ目なくあるがなかなか鈎に掛からない。小さめのエビを選んでみるが何度かブツブツというアタリのあと上げてみると半分なくなっていたり。アワセを大きめに入れたりしていると、やがて待望の1匹目は、30cmくらいのキビレ。胴突きの人も同サイズのキビレを続けてあげた。その後も30cm超のキビレが続けてあがり、朝9時前にぱったりとアタリが遠のいた。干潮が7時半ごろだったので、止まっていた潮が動き始めた時が時合いだったのかも。


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イチから賑やかだったので、ちょっと一息入れて、金曜の夜出発前に速攻で作ってきたおにぎりで腹ごしらえ。なんだか大津で定番だった願掛けを思い出して、しばし懐かしくなってしまいました。

さて願掛けもしたところで再開。午前中は、ときどき場所を移動しながら、15mから25mくらいの岩礁地帯で、皆さんキビレ、キジハタ、カサゴをぽつぽつと釣り上げていました。私も大きめのカサゴはキープ。サビキはまったく沈黙なので、片づけてしまった。

テンビン仕掛けのハリスは、最初は2mでやっていたが、今日活性の高いキビレに集中しようと、3mに替えてみたところ、それまでのぶつぶつした小さなアタリが少なくなり、そのかわり明らかにぐんと引き込む大きなアタリが増えてきた。小さいアタリは伝わりにくくなったということかも。はじめのうちは、ぐんと引き込んだ時は少し糸を送り出して次の大アタリを待っていたのですが、そのまま餌をきれいに取られていることが続いたので、次第に最初の大アタリのときに大きく合わせるように変えてみたところ、キビレが掛かるようになりました。今回はベタ底よりも2mくらい上げたところにアタリが多かったようです。活性が高いのと関係があるのかもしれないと思いながら、お昼前までにキビレを4枚、持ち帰りカサゴ1つを確保しました。

昼前にまたぐんと引き込むアタリ。またキビレかと思いながらあげたら、アナゴ!

初ハモ

いやいや、タモですくいあげてよく見ると、鋭い歯が並んだハモでした。ここ漁山では珍しい。もちろん人生初ハモ。素人では調理できないので、こんなときこそ布良瀬での釣友会打ち上げがありがたい1本でした。

12時を回っても活性は落ちず、また元気な引き。巻き上げている途中で静かになったので、良型のカサゴかと思って上げると、キジハタ26cm。またまた嬉しい1匹です。

キジハタ


午後も断続的にキビレのアタリがあり、胴突きの餌を活きエビからイカの短冊に替えた人になんと30cmクラスの真鯛が掛かったり、またメタルジグの人に30cm超を含む真鯛が2枚続けてかかるなど、活性の高い状態がずっと続いていました。


夕方になって風が強くなり、潮も早くなってきました。雨も降りだし、しばらく島影で収まるのを待っていましたが、4時半すぎて最後のポイントに移動。ここも鯛の活性が高く、自分はキビレ2枚を追釣。またさらに真鯛を上げた人もいて、5時過ぎに強風とうねりの中、皆さん満足して民宿のある島に上がりました。

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民宿の夕食。6月とほぼ同じメニュー。骨の多い小魚ややせたワタリガニ、貝類より、ジャガイモやピーマンなどの野菜の煮物のほうがおいしい。

今回初のチャレンジとして計画していた夜釣りは強風のため断念し、翌日に期待をしながら9時前には就寝しました。