今日は維新政治塾で講演させて頂きました。
維新の一員として政界にチャレンジし早や13年が経ちます。今日は市政のこと、万博のこと、都構想とは何だったか等について話しました。
講演に先立ち準備のため色々資料を見たりスクリーンに映すデータを作成する中であらためて原点を考えるきっかけになりました。
データなど揃えてませんが、いま思うことをつらつら備忘もかねて記しておきます。
もっとチャレンジする国になろうぜ
シカゴとメルボルンで確信しましたが、スタートアップなどとにかく若者たちがのびのびと挑戦していた。日本はどこか窮屈に感じます。
若い人たちが、気兼ねなく話せてネットワークを築くことがらできるオープンスペースやインキュベーションを多く設置する必要がある。これは大阪でも積極的に取り組みたい。
大学はもっと技術や知見に積極的に投資できる環境を整える。そのための法整備も必要。
新たな挑戦をサポートする投資環境の拡充。VC誘致とそれに付随する住環境の整備も必要になります。
国内の政治問題でちんたらしてる暇はない。
日本は恐らくこの間で、世界から何十年と遅れをとった。
失敗を恐れぬ挑戦と、失敗しても生まれ変わるエコシステムの確立。大体チャレンジしようにもライドシェア一つ前に進まない。
やらない理屈を確立するのはとにかく上手な国だ。そうじゃないだろ。
前に進む。挑戦する。しがらみだらけの他の政党では出来ない施策提案を、維新がやる。
ネクタイしめた高齢なおっさん社会に主導権を握らせるな
我々は↑こんな政治から脱却すべき。
自民党詣で、各種団体が利益を取り合い団体のための政治になる。
世界はすごいスピードで変わってるのに日本だけは新しい取り組みも進まない。
こんな環境で若い人たちがチャレンジしたい気持ちになるかね。
民でできることは民でやる。
失敗してもまた生まれ変わって再挑戦できる投資環境の整備、エコシステムを確立させる。
「規制」とともに沈む国になるぞ
そのためにもガチガチの規制社会に挑戦する。
国で無理なら自治体からでもやるべきだ。
さらには自治体の条例でもっともっと自治体がチャレンジできる環境を整えるべき。
さらに自治体間の切磋琢磨、チャレンジがなければ「地方交付税にご馳走様」の発展なき自治体運営がずっと続く。
環境施策、まだ間に合う
環境施策では中国に依存しないエネルギー施策が重要。
急に環境施策の話題になりましたが、万博や姉妹都市などの関係で各国関係者と話していると、もっとも関心の高い点はここにあると感じます。
2050年のカーボンニュートラル実現に向けて施策として何をすべきか。
万博でもメインメッセージに循環社会、経済を掲げる国は多いと感じます。
カーボンニュートラル実現のためには再生可能エネルギーの拡充は不可欠。ところが製品によっては圧倒的シェアを中国が占める。
そこで環境施策においては、欧州やオーストラリア、米国等と技術開発を連携して次の世代に向けて投資をする必要がある。
ペロブスカイトや帯水層蓄熱による空調など万博でも展開するが、その先の核融合などにも積極的に取り組むべき。
エネルギー自給率をあげる。環境施策はその裏では経済政策の面もある。
上海電力と維新ガーとかアホみたいな陰謀論の議論やってる暇はない。国家として将来のエネルギー施策が一国依存にならないよう環境施策を確立すべき。
子供に負担を送るのは不条理
単年度収支は赤字を回避すべき。
・税を稼ぐこと
・税を大切に使うこと
を徹底して、生まれた貴重な財源を徹底して住民サービスとさらなる成長の基盤に投資する。
良きサイクルを生み出すことで未来に向かって安定する社会制度を構築することができる。
子供は減った。多い時の半分以下だ。
ところが公共施設数はそのままだ。
維持管理に莫大な税がかかる。大阪市では市設建築物の維持管理費が年間1500億円を超える。
1500億円。大阪市だけで。一年で。
適切な公共施設の規模を議論することは未来への責任だろう。
人口減少局面では聖域なき見直しが必須。維新は逃げない。未来への責任だ。
綺麗事で「施設の廃止は住民の思いを奪う」と主張するのは極めてラク。いやそれだけで済むならずっとそう言っていたい。
限られた財源の中で、適切な行政リソースの配置を決断していく。
そしてやはり税収をあげる。
豊かな税収あってこその豊かなサービスだ。
国際イベントや観光施策、新技術開発と規制緩和、チャレンジする環境整備。
若い子に投資する
上がった税収を「重点投資」する先は子供たち。若い世代。
次の時代を造る層に重点投資する。
子育て、教育への徹底投資。そしてチャレンジする環境整備、そのための規制緩和。民に任されるところは任せる。
人口動態や税収を安定化させ未来に続く社会保障制度の礎を築いていく。
しのごの言わずに覚悟しめしとかんかい
吉村知事は報酬3割カット。退職金1期で4千万をゼロに。わたしも同じく。
維新のメンバーは政治家の給料を2割削減してこの改革に臨みます。企業団体献金も受け取り拒否。
日本には衆議院480名、参議院240名、地方議員は3万人を超えます。人口が減ろうが、議員定数も議員報酬も減らない。
この土壇場の日本で、政治がこの体たらく。国民の多くは政治に期待なんかしてない。
まずは政治家が覚悟みせんかい。
変えるんやろ、国と地方を。
維新は覚悟を示す。他党はどうだ。
維新のメンバーとともに
見直しなしで一気に思いついたこと書いたので散文極まる。
私がこの政党に身を置くのは多くのメンバーとこういった思いを共有しているから。
党内でも政策の細かい点で違いは山ほどあります。でも多くのメンバーはこういった思いで自民党にできない政治を志して頑張ってる。
私も13年政治家を勤めた。どこまでやれるのか未知数ですが賞味期限が長いとはそう感じない。新しい感性の政治家もどんどん出てきてる。
残された期間でやれること全てやり切る思いで頑張ります。
そして各地で踏ん張る維新のメンバーをこれからもよろしくお願いします。