2014シーズン ナビスコカップ第5節 vs清水エスパルス戦を振り返る | 人生で、サッカー以外のことを考えた時間が2分。

2014シーズン ナビスコカップ第5節 vs清水エスパルス戦を振り返る

※第4節のvsサガン鳥栖戦はパスします。


「飛車角抜きで掴んだ価値ある勝ち点3」


チームとしての成長を感じられた素晴らしい勝利でした。得点はいずれもセットプレーでしたが、自分達のスタイルを貫き、マルキペドロファビオ抜きでもアウェーで勝てることを証明してくれました。仮に決勝トーナメントへ進むことができなくても、このような試合を続けていくことが、クラブの格を上げていくんだと思います。


この試合では橋本ウヨン森岡のトライアングルがよく機能していました。清水のプレッシャーが甘かったこともありますが、中盤の主導権は明らかに神戸が握っていたと思います。そのため森岡が躍動して、多くのチャンスを作り出すことができていました。しかし、最後のところで呼吸が合わない場面も多々あり、決定機はそれほどなかったので、ここは引き続き課題でしょうか。


60分ほどの出場(ある程度予定していた?)となった相馬の復帰はやはり大きいです。ビルドアップがスムーズになりますし、サイド攻撃のバリエーションが増えます。これは昔からの持論ですが、「スタメンに1人はレフティーがいることで、攻撃にアクセントと幅が生まれる」と思っているので、怪我に気を付けてコンディションを高めて欲しいです。


課題は先週も露呈したものですが、1度相手の勢いに飲まれるとなかなかペースを戻せないということです。強烈なキャプテンシーを持った選手がいないことは弱点だと思います。そんななかで、この3試合の河本のパフォーマンスは出色だと思います。特に空中戦における信頼性は絶大です。鹿島戦も彼のパフォーマンスは鍵になると思います。


それにしても、ウヨンのキックはFKもCKもパーフェクトでした。1点目は確実にワールドクラス。2点目のキックも速さも曲がる角度も凄かったと思います。セットプレーで得点できるのは本当に大きいです。


決勝トーナメントに行くにはまだ連勝の必要がありますが、この勢いのままに次も勝ってもらいましょう。最終節にホームで突破を賭けて、リーグ戦で悔しい負けをした仙台にリベンジ!これに期待です!