おこし下さってありがとうございます。
どうぞごゆっくりしていって下さい。ひなたぼっこで寝っ転がって。
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こんにちは。おかずマンです。
今日もツマラナイ料理とクダラナイ出来事をだらだらと書いていきますので
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こころより御礼申し上げます（涙）
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●本日のお料理 ブリの照り焼き
前の記事では
うぶで愛おしい自分を探して想い出の中をさまよったあげく
どこを探してもバカでおろかな自分しかいなかったわけだが
そのへんはもしかしたらおおかたの皆さまも同じなのかもしれない
あのころはなんて感慨深く語ってみても
そのじつ意識の外で思い出補正がかかっていて
実際は大したことでもないのに
ことさら愛しく感じることもあるだろう
そんなことを言ってしまえば身もフタもないし
アンタといっしょにしないで、私には愛しくてかわいらしい若いころの自分を知ってるわ
なんておっしゃりたいだろうが
本当にそうだろうか
この記事をご覧になっているご婦人の皆さまは
確かに現在の自分よりも若い時分は肌も違うだろうしココロもピチピチだろう
率直に申し上げて多少肉づきも違うのかもしれない
しかし若い時の自分を懐かしんで
今と比べて魅力的だったと決めつけるのは浅はかってもんだろう
若い時はやはり世事もたいして知らず
おろかな振る舞いをすることがある
経験則で培った適正な尺度を持ってことを計ることができないから
ちょっとマトの外れた感性を持っていたり
それによってなんだかあか抜けないままだったなんてことはないだろうか
翻って今のご自分はどうだろう
年輪を重ねるごとに洗練された感性や
自分の身の丈にあった表現をする聡明さやそれによる奥行きってもんを
身につけておいでではないか
肉がつく前のスラリとした自分を美化する気持ちは痛いほどよくわかる
わかるが私が言いたいのは
ちょっとぐらいついた脂肪がなんだ
それも味わい深さってもんだろう
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なんだか支離滅裂なことを申し上げてしまったかもしれないが
それもおセンチってことなんだろうと笑って許してほしい
今回ご紹介するブリにもやはり旬があって
それはご存知の通り冬だ
いわばこれからうまくなる魚ってわけだが
こいつは出世魚で
年をとって大きくなるごとに呼び名が変わることは
ご存知だろうと思う
呼び名は地方によって少し違うと思うが
私の地方じゃ若い小さい個体はツバスなんて呼んで
少し歳をとって大きくなるとハマチと呼び
さらに大きくなって脂が乗ってくるとブリと呼んでいる
呼称の是非はおいといて
名称が変わるごとに味わいが変わり
その時々の旬がある
ハマチはおおむね初夏から秋にかけてで
ブリは冬ってのが一般的だろう
味わいの方は皆さまもよくご存知の通り
ハマチはどちらかと言えば筋肉質で脂のクセも少ないから
刺身で食べることがよいとされているし
ブリは脂ノリノリだから焼き物や煮物に向いているとされている
もちろん刺身を好む向きもあるが
その時々の味わいってもんがあるってことだろう
人も同じでその時々の味わいや旬ってもんがある
ちなみに今晩私は取引先関係の飲み会があり
女性が接客してくれる店に行くだろう
二次会ではかわいいだけが取り柄の若いピチピチの娘さんに鼻の下を伸ばし
次に行くスナックではちょっと熟れかけの脂ノリノリで豊満なご婦人の
熟練の接客術でいい気分になるかもしれない
脂ノリノリからさらに熟成された女性を好む通のかたもおいでだろう
おれにはちょっとわからない
みな個々に魅力があっていいというやつだ
今回は脂ノリノリのご婦人のようなブリを照り焼きにして紹介するつもりだったが
いつも通り与太話が続いて長くなってしまった
この流れはまた回をのばす流れだと
察しのいい皆さまは憤慨されると思うが
しかたがないのだ
1日1回記事を更新することを是としているが
まだ次の料理ネタがない
ここ数日やけに忙しくて
料理を作ることをしていない
虎の子のブリの照り焼きを紹介すると
次に記事にするものがない
だからお心静かに保って
お許し願いたいと思います
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